2013年11月18日

まちなか15箇所に写真パネル設置完了

「しお風」は、住民が主役の「共育のまちづくり」を進めるのが夢。楽しくまちづくり活動しながら、共感を通して様々なつながりができ、人と人、人と町が共に成長していく仕組みをつくっていきたいと考えています。

二宮のまちおこしとしての東大果樹園跡地利用の課題もあります。昨年度二宮町が購入した東大二宮果樹園跡地(約3万7千㎡)は、元園田幸吉男爵の別荘と果樹園で、大正15年に東京帝国大学がみかんの経済的栽培が可能という理由で吾妻果樹園を開設し、大正、昭和の建物が20棟以上現存しています。10種類以上の果樹園があり、現在も梨や柿、キウイなどが実っています。

しかし、この跡地の魅力は町民にさえもあまり知られていません。「しお風」は、その魅力を伝え再生への動きを作りたいと考えています。

また、まちの活性化は、そこで住んでいる人、働いている人、訪れた人などが、いきいきと輝いている状態、特にそれがまちなかでわかる状態だと思っています。

その足掛かりとして、まちなかで二宮の魅力を伝え、町歩きをする人を増やし、町の活性化や東大二宮果樹園跡地再生に人々の関心を高めるために、二宮駅周辺から東大二宮果樹園跡地につながる北口通り商店街のお店等15箇所に写真パネルを設置。町歩きしながら鑑賞できる「二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展『湘南みかん風のまち散歩~東大二宮果樹園跡地と生業の魅力」11月23日~12月15日まで開催します。

17日(土)と18日(日)の2日間を使って、東海大学建築科杉本研究室の大学院生、大学生に全面的な協力をいただいて、全ての場所に設置が完了しました。町歩きしやすいように、タイトル「湘南みかん風のまち散歩」になぞらえ、みかん色のリボンを会場となるお店等や途中のポール等に結んで道標としました。












「walkwalk(ワクワク)マップvol.5湘南みかん風散歩~東大二宮果樹園跡地周辺」(しお風掲示板、写真展会場店・マップ店紹介掲載店で配布)を作成し、このマップと連動させ、自由に町歩きを楽しんでいただきながら、東大二宮果樹園跡地や生業(お店)の魅力も知っていただこうという趣向です。


なお、会場店には「湘南みかん風散歩案内~東大二宮果樹園跡地と生業の魅力」を置いて、掲示している写真パネルの解説をしています。

ぜひ、湘南の小さな町二宮で、まちなかにある写真パネルを見ながら、町歩きを楽しんでください。

  


2012年11月20日

二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展開催します。

二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展 「湘南の残したい資産、生活文化や季節を感じる風景」
11月23日(金)~12月8日(土)
二宮駅南口、北口、北口通り周辺のお店、民地13か所。会場案内はこちら
共催 神奈川県、湘南邸園文化祭連絡協議会  
後援 二宮町教育委員会  
協力 湘南みかんパートナーシップアクションプランニング部会   
    東海大学建築学科山崎研究室  
    郷土を写す会

「しお風」は、まちなか❤遊学文化づくりを考えています。その足掛かりの第1歩として、今回は、二宮町内を地域探検して魅力と感じた故郷の懐かしさ・町の生業・建物などの風景写真等をまちなかでアピールし、二宮らしさを考えていただくメッセージ性の高い写真展を企画しました。

特にみかんをキーワードとして弟橘媛や橘(時じくの香の木の実)等から「吾妻山」「川勾神社」「東大二宮果樹園跡地」等を関連づけて物語性をつくり出したいとも考えました。
 
そして、展示パネルの作成を東海大学建築科山崎研究室の山崎教授や大学生、大学院生にお願いして、町を歩きながら、二宮の魅力を知ることができるように、屋外と屋内での展示を実現できました。低予算でも展示がお店と違和感がなく、お店そのものが町の景観や雰囲気づくり「二宮らしさ」にいかに関係しているかがわかる展示デザインとして工夫しています。











なお、町歩きをより一層楽しめるように、walkwalkマップvol.4「湘南みかんのある暮らし」を11月22日に会場店などで発行します。ぜひ、二宮の魅力を発見する町歩きを楽しみながら、作品をご覧ください。
  


2012年11月17日

写真展設営完了!遊学文化づくりの試みを。

今日、ああもう昨日になってしまいましたが、「二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展」の会場となる駅周辺のお店や民地13箇所に展示パネルを設営し終わりました。



写真展は、11月23日(金・祝)~12月8日(土) が正式な開催期間ですが、全面的に協力していただいた東海大学建築科山崎研究室の学生や山崎教授が尽力してくださって、早めに設営することができました。

これは、まちなかの様々な題材を使って町遊びしながら、二宮の魅力「二宮らしさ」を伝え、まちなかで文化的な雰囲気を作り出す試みを始めるものです。今までも私の頭の中にはあったことですが、これまでの「しお風」の活動の集大成として実際にまちなかで形にしてみようと決心しました。

みかん農家の支援をしてきた中でみかんについて調べていくうちに二宮とみかんは古から関係が深く、吾妻山ゆかりの弟橘媛(オトタチバナヒメ)との関係性もわかりました。

そこで、みかんを題材にして物語性を出そうと、walkwalk マップvol.4「湘南みかんのある暮らし」を発行して、二宮の魅力「二宮らしさ」を探す町歩きを楽しんでいただいたり、walkwalkマップと連動させ、二宮の魅力を伝える写真展をまちなかで開催。さらに、walkwalk地域探険ツアーも実施し、吾妻山や邸園も巡り、写真展も見ながらみかんとの関連もアピールしようと考えました。
 
これらの試みは、吾妻山やみかん狩りに訪れる方々を温かく迎え、町民の方々にも二宮に愛着を深めていただき、まちづくり活動の環を広め、町の活性化しようとするものです。町の活性化は、そこに住んでいる人、働いている人、訪れた人などが、いきいきと輝いている状態、それがまちなかに醸し出されていることだと考えているからです。

しかし、企画はでき、walkwalkマップやwalkwalk地域探険ツアーは、今までのノウハウの集積でどうにかできそうでしたが、要となる写真展の展示パネルの作成が人材も予算もない中で実現の目途がたちませんでした。悩んだ末山崎教授に協力要請をしたところ、快く引き受けてくださいました。

一緒に会場となる13か所の店主等と打ち合わせて設置場所や方法を決めるまでは順調でしたが、「しお風」で用意していた画像の解像度が低く、大きな写真パネルに引き伸ばすことが難しかったので、山崎教授や学生に大きな負担をかけてしまいました。


そして、今日は朝から晩までかけて、3グループに分かれ一斉に展示設営をしました。







天気も味方して設営が無事終了し、私は感無量です。午後から手伝いにきてくださったスタッフの松村さんも「さすが建築科の学生さんだね。予算をかけないで工夫して、とても素敵にデザインしてくれたね。」と感激していました。

ぜひ、みなさんも二宮の町歩きをしながら、写真展をご覧いただきたいと思います。walkwalk マップvol.4「湘南みかんのある暮らし」も11月22日には会場やマップで紹介しているお店等で配布する予定です。
  


2012年01月23日

相模湾温故知新展大盛況

1月21日(土)22日(日)に「相模湾温故知新展」が小田原の清閑亭で開催され、大盛況でした。天気が悪くて心配でしたが、大盛況でびっくりしました。
icon06二宮の間です。




鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市・小田原市の部屋です。




私は21日は地域コミュニケーション紙「しお風」を入稿後地域ブランドづくり情報紙「湘南♡風と星物語」の編集があって行けませんでした。

22日は小田原のプチ朝市も取材したかったので、朝市終了後、展示会のちらし配りもして、11時から16時まで一日清閑亭につめました。もっと閑かなと思ったので、勉強しようと議会改革の本も持って行ったのですが、来場者が多くて読む暇がありませんでした。
icon06プチ朝市



昨日21日で準備した「しお風」のwalkwalkマップ(二宮駅と吾妻山周辺と一色のみかん山周辺の2種類)も終わっていて、「湘南お菓子ビュッフェ」に提供した「湘南みかんロール」も1個だけ残すだけでなくなっていました。きちんと昨日問い合わせて、今日追加を持っていけばよかったのに。残念くしゅん。
icon06湘南みかんロール最後の1個


この集客力は、相模湾アカデミー事業「相模湾温故知新展」の開催地の小田原まちづくり応援団の企画力に負うところが大きかったと思います。「小田原の絵巻物にみる大海しょうと救援の姿」の展示がすごかったです。マスコミ紹介はこちら。写真に撮影して伝えられたら良かったのですが、写真撮影禁止で、今回は複製品で当分原物は非公開です。複製品でもこの迫力、現物の絵巻物の公開が楽しみです。


でも、二宮町の文化資源の魅力は、結構評価されているのもわかりました。地元の一般的評価は低いですね。どう伝えたらよいのかな。今年は先のメールでお話したように、写真家の川廷さんと生業の魅力を歳時記で表現しようという話も進んでいるので、伝えられたらいいなと思います。でもそれも伝えられるのは、さ来年度以降ですが。