2010年12月27日

この1年お世話になりました。

みなさん、この1年本当にお世話になりました。「しお風」は「伝えたい。二宮の魅力や課題を」「つなげたい。様々な住民同士や町外の人たちを」「動き出したい。地域ブランドづくりを」と活動を続けてきました。

そして、今年新たな活動としてブログ「一色ふるさとだより」の作成、そして「かながわ朝市かわら版」の発行季節と旬菜にふれあう子育てわくわく部屋や湘南を元気にする女たちの会の立ち上げ、湘南みかんの木パートナーシップの実践などに関わってきました。円滑に進められたのはみなさんのご協力のおかげです。本当にありがとうございました。

12月議会で「ママ&キッズに優しい町、二宮を目指す会」の風致公園に関する陳情が採択ではなく、趣旨採択になった顛末(詳細はこちらをご覧ください。)でかなり意気消沈してしまいましたが、クリスマスにはローストチキンを料理し、大いにワインを飲み、プレゼントに万華鏡キッドをいただき、すっかり気分上昇しました。

さらに昨日の木谷さんたちの心の唄バンドのコンサートでさらに盛り上がり、このまま元気に猪突猛進で来年を迎えます。私は年末・年始は「かながわ朝市かわら版」と「しお風臨時増刊号」の原稿書きにいそしみます。みなさんも風邪などひかぬように気をつけて、元気に新年を迎えてください。



  


2010年12月27日

楽しいところに人が集まり、協働へ

12月20日(月)に小田原のH5T(ほっとファイブタウン)の忘年会に参加してきました。「H5T(ほっとファイブタウン)」は、小田原の5つの商店街が連合して2箇月ごとに街角コンサートを実施しています。今年から地域密着と地産地消をコンセプトとした「小田原まちなか市場」も年3回開催し、若手商業者と生産者が結びつくきっかけの場となっています。詳細はこちらの11月号と12月号の5ページをご覧ください。

このまちなか市場やプチ朝市などを引っ張っている平井さんからお誘いがあり、お邪魔しました。平井さんとは二宮の朝市を見学にいらっしゃった今年2月からのおつきあいで、「小田原まちなか市場」やプチ朝市に遊びに行ったり、「しお風」が呼びかけ人となっている地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」検討会にも志村さんや中村さんと一緒にゲスト参加していただきました。

この忘年会は望年会ということで参加者は来年への抱負も語りました。H5T(ほっとファイブタウン)は来年新規に「まちなかシネマ」の企画検討中ということでした。商業者、農業者、事業者、地域活動者、専門家、市職員、商工会議所会員、橘商工会職員などみなさん熱い想いの方たちばかりでした。もちろん私も熱く語ってしまいました。途中から加藤憲一小田原市長も駆けつけて、大いに盛り上がりました。この忘年会は年々参加者も増えて盛り上がっているそうです。楽しいところには人が集まり、みんなで実践するから、大きな力を発揮できる協働のまちづくりはいいなと思います。



二宮でも来年から新しい協働のまちづくり活動を3年目標で始めようと思っています。昨日その足がかりの打合せを行いました。来年もまたまた忙しくなりそうですが、楽しく活動していきます。
  


Posted by tomo at 20:52Comments(0)しお風のつぶやき

2010年12月14日

知事視察! 二宮の一色地区を

12月13日に湘南みかんの木パートナーシッププログラムの視察に松沢県知事が二宮町の一色地区を訪れました。


このプログラムは、「しお風」も協力してNPO法人湘南スタイルが参加した人たちも農家も地域も喜んでもらえるように、一年を通じて湘南みかんをまるごと活用・サポートする仕組みづくりを行っているものです。

春はみかんの花見、夏は摘果、秋は収穫とイベント性を盛り込んだ農家の人たちも交えての交流。そして、摘果みかんや規格外みかんの加工品(青摘みみかんドレッシング、青摘みみかん100、まるごとみかんジャム、まるごとみかんアイスクリーム)も製造。その一連組み込んで販売し、購入者にみかん農家の紹介地域の見所やお店を掲載した「湘南みかんだより」を発行して、大磯・二宮に集客を促そうとしています。
また、皮を圧縮して、精油を取り、みかんの化粧品やせっけんをつくる試作も実施しています。

知事はあいにくの雨の中、一色地区の山の上にある実際のみかん畑を現地視察した後に、一色防災コミュニティセンターで意見交換会を行い、このプログラムの説明を受け、みかんまるごとジャムやアイスクリームの試食をしながら、農家を始め、関わった人たちからの意見等に熱心に耳を傾け、折にふれて質問も行い、この活動の特に先見性と協働性を高く評価してくださいました。



従来廃棄していた摘果みかんや皮を利用し、ごみを出さないで活用すること。従来のみかんオーナー制度や観光農園にはない花見・摘果・収穫と年間を通してイベント性を盛り込み、農家の仕事への理解や食育などにも繋がること。みんなが喜ぶ仕組みであることなどの先見性。

農家・JA湘南・湘南スタイル・まちづくり工房「しお風」・東海大学・農業技術センター・製造企業(ヤマニ醤油等)・包装企業・障害者施設等多くの人たちが関わり、協働性のあることです。

知事を囲んで、和気あいあいと座談会は進み、摘果みかんの様々な可能性や学校教育への活用の可能性に知事も言及し、農家を始めみんなは「もっと頑張るぞ~。さらに多くの農家を巻き込み、販売PRに工夫を凝らしていこう。」という機運を盛り上げていただきました。「まちづくりへの夢を実現させよう」という気持ちがみんなの胸にさらに強く刻まれたと思います。

  


Posted by tomo at 22:36Comments(0)しお風のつぶやき

2010年12月09日

ラブコール♡気骨のある若手商業者

12月4日に開催されたwalkwalk(ワクワク)地域探検ツアーは天気にも恵まれ、楽しい一日となりました。翌日の5日は二宮ラディアン日曜朝市と小田原緑一番街商店街が主催するプチ朝市にはしごでお買い物してきました。

プチ朝市は11月7日から毎週日曜日に開催され、今年最後の朝市でした。出店者は数店ですが、「地産地消」をテーマにこだわりのお店が出ているし、ディスプレイも各店が工夫し、お店の人との会話も楽しめるので、私は気にいっています。特に野菜が美味しいので、毎回何が出ているのか楽しみです。運営費にあてるために焼き芋を販売してますが、これも楽しみです。


地元住民が地場産の商品を購入できる機会が著しく減少している現状に危機感を持ち、商店街で地元住民と商業者、生産者をつなげる場を作ろうと始め、商品の登竜門というイメージでアピールし、ファン、リピーターの獲得をめざそうと若手商業者が企画しています。二宮でもこんな気骨のある若手商業者がいないかな?葛川秋の大収穫祭の一色地区メンバーがいるか。一色地区以外、駅周辺の商店街にも出てこ~い。
  


Posted by tomo at 21:30Comments(0)

2010年12月09日

walkwalk(ワクワク)地域探検ツアーを開催して

12月4日に「walkwalk(ワクワク)地域探検ツアー『湘南に残したい資産、季節と生活文化を感じる風景』」を開催しました。<コース>二宮駅北口→湘南軽便鉄道本社跡→河原の地蔵さん→二宮天満宮→果樹公園→屋敷神→知足寺→旧吉田五十八邸→O邸自然風もみじ庭園→吾妻山古道→展望台(360度パノラマで有名)(昼食)→吾妻神社→ヤマニ醤油醸造所→五つ浦漁場→旧山川秀峰・方夫邸→カトリック二宮教会→駄菓子屋(萬寿屋)→駅南口解散









20名の定員で募集しましたが、9月に定員オーバーとなり、当日風邪や病気で参加できない人たちもいましたが、25名の参加となりました。風邪や病気で参加できない人たちもとても残念そうだったので、横で電話の声を聞いていた夫は「二宮のツアーで残念がっているの?」と不思議がっていました。今年で3度目の実施で、毎年かなりの好評を得ており、今年は二宮町内からの参加も4名あり、町内での評価もでてきたと思っています。

このツアーは吾妻山と個人所有の邸園等を訪ねてまわるので、他ではなかなか企画できない内容になっています。また京の味圓山の協力で地元にこだわった食材で二宮らしい魅力あるお弁当を作ってもらい、独自なマップやガイドブックも配布していること、そして、何より邸園所有者、ガイド、スタッフの町に対する愛情があふれていることが魅力になっているようです。町の魅力はそこに住んでいる住民の魅力ということを感じていただけるツアーだと思います。

私は、こうしたツアーを二宮の魅力を浮き彫りにするテーマに基づいて様々なグループが行い、それが全体でさらなる町の魅力となり、町の魅力をつくるお店や地場産業にも脚光を浴びせられたらよいと思います。そんな想いでツアーを実施しています。多くの住民が関わることで、協働のまちづくりも自然と進められると思っています。ぜひ、ブログに掲載した写真をご覧ください。
  


Posted by tomo at 20:45Comments(0)地域探険ツアー

2010年12月03日

幸せの予感が

かながわ朝市サミットが終わって気の緩みが出たのか、ど~んと疲れが出たうえに、二宮で協働のまちづくりなんて絵空事と思うようなこともあって少し気分が降下していました。でも、大好きな人と電話で話をして、「私も負けずにがんばらなくちゃ」と気分が上昇。単純な私です。

小田原の清閑亭で開催されている女子美術大学の美術展に行き、展示の仕方を研究してきました。この美術展なかなか面白かったので、みなさんもぜひお立ち寄りください。12月5日まで開催していますよ。清閑亭を管理運営している小田原まちづくり応援団の人たちともお話ができたし、かながわ相模湾アカデミーで、ここを使って、3月に写真展をしようと計画していますが、面白い企画ができそうです。わくわくしてきました。その後、湘南ユースネットの忘年会に出かけ、大いに盛り上がり、「今年度青少年協会がなくなってもこの組織は継続していこう。活動を続けていこう」ということになりました。こちらでも面白い企画をしたいと思っています。

今朝は大雨の後、しお風の事務所があるアパートに大きな虹が2重にかかっていました。何か幸せがくる予感がします。明日はwalkwalk(ワクワク)地域探検ツアーです。楽しい一日になるとよいな。

  


2010年12月03日

みんなの力で朝市サミット大盛況

11月28日に開催された「かながわ朝市サミット」は3万人以上の人が集まり、大いに賑わいました。神奈川県中の朝市出店者100店近くが一堂に集まり、自慢の逸品や特産品をお客様とのふれあいと交流を通して販売する商いの原点も、昔の参道がよみがえったみたいに、にぎやかな街並みも表現できたと思います。
出店してくださった方、運営を手伝ってくださった方、お越し下さった方本当にありがとうございました。




大盛況だったのもうれしかったけれど、このイベントに関わった人たちのまちづくりへの想い、情熱には感動したし、自分もそのメンバーとして存在できた、一つになれたことが大きな喜びとなりました。後日、お越し下さった方から「凄かったね」「楽しかったよ」と、出店をお願いした人からも「声をかけてくれてありがとう」とお礼の連絡もいただきました。

湘南みかんジュースの販売と袋詰め放題の出店も、準備をきちんとする余裕もなく、冷凍したみかんが解凍できなかったりと様々なトラブルがありましたが、4万円近くの売り上げをあげることができました。しぼりたての湘南みかんジュースは非常に好評で、絞るのが追いつかない状態で、湘南みかんのニーズがあることもわかりました。パンフレットを持って行くのを忘れて、絶好のPR機会を逃してしまったけれど、口ではかなり宣伝できたからよいかなと思います。




東海大学のメディア学科の学生が数人で手伝いにきてくれて、写真撮影やみかんジュース絞りや販売、交流会でも活躍してくれました。大感激です。



「かながわ朝市かわら版」の発行費用も今回の朝市サミットで稼ぐことができたので、今後も「かながわ朝市ネットワーク」の運営委員として情報発信の在り方を模索していきたいと思います

第2回かながわ朝市サミットの様子はこちらをご覧ください。  


Posted by tomo at 20:42Comments(0)しお風のつぶやき