2011年07月31日

自分たちで花火大会を

行政や団体に頼らず、共感した市民の手で、各自が線香花火を持ち寄って、追悼と復興への祈りをあげるという企画。に当日スタッフとして参加し、感動してきました。それは平塚八幡宮で7月29日に行われた『湘南ひらつか線香花火大会

東日本大震災後、各地の花火大会が中止になる中で鎌倉市民の上で生まれた企画「鎌倉大線香花火大会」。 平塚でもその企画ができないかとツイッターで発信したところ賛同者が集まり、1か月しかない中で実現されました。

竹灯籠を灯した平塚八幡宮に千人位の人が集まり、線香花火を楽しみながら想いを共有し、感動的でした。



開催前の八幡宮の禰宜さんたちのお清め、暗闇の中に響く歌声も素敵でした。スタッフもこの日初めてお会いした方がほとんどでしたが、息が合い、とても楽しく参加できました。被災者支援のための支援金、激励の寄せ書きや被災地の子ども達に贈る花火もたくさん集まりました。





今回、この催しの代表は平塚八幡大門通りにある東曜印房の水嶋さん。昨年の11月にかながわ朝市サミットを開催した時からのお付き合いです。昔のように平塚八幡宮から海岸に通じる参道を復活させて、平塚を活性化させたいという夢は、今回一緒に行ったウェブデザインナーの森崎さんにも伝わって、この線香花火大会を継続させて、海まで竹灯籠が繋がるイベントにしたいと夢を語っていらっしゃいました。


お金をかけなくても、参加者が線香花火を持ち寄り、参加者一人ひとりが楽しむことで大いに盛り上がることができました。

伊勢原の「花呉装」の數井さんも「冷やしあめ」で盛り上げてくれました。


また、スタッフで親しくなった栗林さんは雑穀惣菜の弁当屋「ぶきっちょ」の店主。雑穀は大好きなので、今度食べにいくつもりです。また一緒に活動できたらよいなと思います。


この催しに参加するために、二宮の萬寿屋さんに線香花火を買いに行って、花火をいろいろいただきました。また、ポケモングッズやトランプも寄贈したいとのことでしたので、支援活動時に南三陸町に持って行ってもらうようにしました。


平塚八幡大通りでの町活性化の活動に私も今後参加する予定です。まちづくりの広がりも感じられ、有意義な催しでした。

「住民が主役の協働のまちづくり」という言葉があるけれど、自ら行動を起こす人はまだ少ないように感じます。「行政にこれをしてほしい。」とか「行政予算がなければ、企画できない。」ということを言う人がいます。もちろん、「住民が主役の協働のまちづくり」にも行政が担う役割はあるけれど、住民が主役になるには、行政頼みにしないで、自らできる範囲で、様々な人たちが同じ目的を実現するために、協働しあうことが大切だと思います。

私の場合は猪突猛進で空回りして、ど~んと落ち込むことも多いけれど、行動を起こしたことで様々な人たちと知り合いになれ、生じた課題に対応しているうちに、成長しているように思います。最近はバテ気味ですが、前進します。次は8月21日開催する「まちなか❤ふれ愛まつり」に向かって猪突猛進です。
            「しお風」神保  続きを読む


Posted by tomo at 17:32Comments(0)イベント紹介