2012年03月31日

4/1 明日は日曜朝市

風邪をこじらせて、なかなか治らない。こんなことではいけません。
しお風つうしんで紹介したいことが沢山あるのに、徹夜はできません。
少し作業効率を考えたいと思います。

明日は日曜朝市が朝6時から開始されます。


平塚逸品研究会「逸品おひろめ会」一等賞をとった「カフェア イラナ」もその逸品「なでしこブレンド」を販売します。


詳しくはこちらを。
  


2012年03月31日

愚直が評価されて

3月26日に「かながわボランタリー活動推進基金21平成23年度ボランタリー活動奨励賞」の表彰式がありました。
他の5団体の方と一緒に黒岩知事から賞状と副賞が授与されました。





この時の受賞スピーチでも話しましたが、「しお風」のような小さくて組織というのもおこがましい団体が受賞できたのは、多くの方々が協力してくださり、地道に実績を積み上げられたおかげです。


12年近く活動を続けてきましたが、なかなか二宮町では認知されず、私自身自分の信ずる道を歩むことで、多くの協力者の方たちに迷惑をかけているのではないか(実際私に協力することで他の人から嫌味を言われた人もいました)と私の「愚直」な性格に悩んでいたこともありました。

でも、その「愚直」が今回評価されたと思います。表彰式後も会場で多くの方から「おめでとう。よかったね。」と声かけしていただきました。「愚直」な私だから、そんな私を支えてくれている人たちは信頼で繋がれた人なのだと思います。


「しお風」の活動は夢を実現していく活動で、実践する前はそのイメージがわかりにくく、実践するのは大変なことも多かったですが、実践しあげた満足感やその過程の大変さも楽しみに変えることができたように思います。

まちなか❤ふれ愛まつり」や「心の唄&囲碁in二宮」で一緒に活動している木谷正道さんと協働についての第一人者の松岡先生から次の言葉をいただきましたので、紹介します。

~木谷さんから~
「愚直」は、人を讃えるすばらしい言葉です。
僕の父は愚直に生きた人間でした。
才に依存すると、結局のところ、人と本当の信頼関係を築くことが難しいように感じています。

手っ取り早い効率に頼ることなく、愚直に自分の信ずる道を歩み、愚直に人一人との信頼関係を築いていく・・・。
そんな神保さんであってほしいと僕は思います。

~松岡先生から~
昨年の私の最終講義(まもなく映像をネット上で公開)でもお話ししたことですが、「愚直」は、「素直」と並んで松下幸之助さんが最も大切にしていたことばです。国際PHP研究所のオフィスを六本木に移した折も、初めて訪ねてこられた時に色紙に揮毫、私の部屋に飾ってくれました。

これからも、どうか「愚直」に。ただし、健康にだけはご留意ください。
  


Posted by tomo at 12:10Comments(0)しお風のつぶやき

2012年03月24日

風邪ひき中

「しお風」号外、地域ブランドづくり情報紙「湘南♡風と星物語」などの情報紙発行などで徹夜を続けていたら、風邪をひき、なかなか治らない。

でも、地域ブランドづくり情報紙「湘南♡風と星物語」も明後日26日に発行され、ほっとした間もなく、次の「しお風」に取り組みます。

地域ブランドづくり情報紙「湘南♡風と星物語」の記事の一部をブログにアップしています。こちらもご覧ください。二宮や活動仲間の魅力を伝えています。
  


2012年03月24日

かながわ朝市サミットが小田原で開催

県内各地の朝市が一堂に会する「かながわ朝市サミット」が、明日、小田原市内「青物町商店街」で開催されます。第3回「かながわ朝市サミット」は、出店者がさらに増え、なんと116ものブースが立ち並びます。当日は、特産品などの販売のほか、特設会場で生バンドの演奏や商店街活性化のシンポジウムも開催されます。
◆日 時 平成24年3月25日(日)午前11時~午後3時(オープニングセレモニーは、午前10時40分~) 
◆場 所 青物町商店街
シンポジウムの開催
  時 間:午後1時~3時
  場 所:小田原宿なりわい交流館2階
  テーマ:「朝市と地域資源を活かした商店街の活性化」
  内 容:
  ○基調講演:東海大学 杉本洋文教授
  ○パネルディスカッション    コーディネーター:杉本 洋文教授
    パネラー :青物町商店会 会長 原 陽一氏
          小田原箱根商工会議所 副会頭 鈴木悌介氏
          かながわ朝市ネットワーク 副代表 坪倉良和氏
◆主 催:青物町商店会     ※シンポジウムは神奈川県中小企業団体中央会
◆運営協力:かながわ朝市ネットワーク
◆問合せ: 青物町商店会 会長 原 陽一 0465-22-1930(千両寿司)
 かながわ朝市ネットワーク事務局 大場保男 090-5521-7427
 ※当日の問い合わせ 青物町商店会 080‐1026‐3756 
詳しくはちらしをご覧ください。 

私は「かながわ朝市ネットワーク」の広報担当なのに、今回は地元二宮での活動でテンテコ舞でまったく関われず、申し訳なく思っています。また、大場さん、坪倉さんの現場力はスゴイ。それに決してあきらめないことには頭が下がります。私もがんばらなくちゃ。明日はゆっくり勉強させていただこうと思います。
  


Posted by tomo at 15:50Comments(0)イベント紹介

2012年03月24日

しお風号外へのお便り

昨日3月22日は小田原邸園交流館「清閑亭」の2年間の報告会と交流会に参加してきました。かなり感動的で私ももらい泣きしそうになってしまいました。内容も拠点を活用した協働のまちづくりの進め方にとても参考になりました。また、交流会で二宮をアピールし、具体的な連携をつくっていくきっかけもつくることができました。


ここずっと県下でいろいろなシンポジウムや講演会、そして交流会に参加しているのは、東大果樹園跡地の活用提案を作りたいと真剣に思っているからです。

二宮町が財政危機の状態の中4億5千万円で購入したのですから、財政が厳しいからと数年放置しておくのではなく、戦略的な取り組みが必要です。物語性の掘り起こしを行い、現状の自然や建物を再生して、地域活性化につなげたいと考えています。

東大果樹園跡地購入の問題点を特集したしお風号外についてのお便りを紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回の号外を見て、本当に御苦労様です。是非、アイデアを出し、二宮町のために頑張って下さい。

「体育協会の使用料の半額免減が無くなった」との話がありました。その前に、行政の改革、人件費削減、議員の人件費削減をして、町民にこれだけ努力したので、お願いしますと言うべきではないでしょうか?

この様に情報公開を行う事により、町民も理解できますので、情報公開をする様に、よろしく協力をお願い致します。いつも。財政厳しい折と言われています。その際には、いつも人件費削減、行政改革と対にお願いする様にと思っています。努力なしに、町民に要求するのは認められないです。

今後とも常にこの点を考えに入れて、広報して頂くと、分かりやすく納得の有無が町民にも分かると思います。
  


Posted by tomo at 00:58Comments(0)みんなのお便り

2012年03月24日

3月24日イベント紹介

前回の「東大果樹園跡地の購入」についての賛否は、7対5ではなく、7対6でした。間違えて申し訳ありませんでした。今日印刷に間に合わせる情報紙もあって相変わらず慌て者で、数も数えられない私ですが、お許しください。

明日24日に開催される2つのイベントを紹介します。ぜひ、ご参加ください。

こどもの時間(文部科学省選定映画)
~自然の中ではぐくまれる生きる知恵~

3月24日(土)15:00~17:00 寒川総合体育館多目的室 
保育付き 一人500円・当日徴収 中学生以下無料
主催 さむかわ市民オンブズマン ☎0467-75-6988やまつた

 『4月になれば彼女は』
くすのきしんいち&はつ菜フォークソング・投げ銭ライブ

3月24日(土)16:00~ Dining Cafe NINO 二宮駅北口ニノスはな通り
1ドリンク&投げ銭自由 
問合せ ☎0463-71-7955
  


Posted by tomo at 00:47Comments(0)イベント紹介

2012年03月22日

つながりから地域活性化を

昨日3月20日は横浜でNPO法人「プロジェクトK」(新しい霞が関を創る若手の会)と『横浜火種の会』との共催のイベント「架け橋」に参加してきました。「今こそ、真の地域活性化~東日本大震災から一年~」というテーマでした。

シンポジウム、ワークショップ、交流会で、つながりから地域活性化をすることができると実感してきました。私が考えていることに整理もでき、沢山の方と知り合いなり、とても楽しかったです。後日内容を紹介したいと思います。

  


2012年03月22日

東大果樹園跡地購入可決

「東大果樹園跡地の購入」についての町長議案が3月21日の午後1時からの二宮町議会本会議に提出され、7対5で可決されました。
賛成議員(敬称略)池田、桑原、脇、添田、近藤、二見、三橋
反対議員(敬称略)西山、小笠原、浅賀、神保、原、根岸


午後1時近くになると、続々傍聴者が傍聴席に入り、満杯となり、町長を初め行政執行者は驚いているようでした。

脇議員と原議員が質問を行いました。脇議員は普通地歴調査・簡易土壌調査は契約より前に実施し、安全であることを確認して契約になるのに今回はそれが逆な理由、町はそれをどう感じているのか、簡易土壌調査はどのように行うのかを。原議員も数年後整備しようとした時瑕疵があった場合の担保、簡易土壌調査の内容を。

両議員の質問に対して、明確な回答は得られずに終わってしまいました。

討論では、反対議員全員が発言しました。決定手続きや将来計画のなさ、町長の責任を問うもの、財政の危うさ、災害時の対応ができるのかなどが指摘されました。

賛成議員は責任を持って見守って行くという脇議員、桑原議員と三橋議員そして近藤議員はきちんと議会に説明されたことなどと跡地の必要性を強調しました。

今回の議案は町にとって重大な決定でしたので、活発な討論となりましたが、計画性のない行政、賛成議員がきちんとした跡地利用についてのビジョンを誰も語らなかったことに驚きを覚えました。

私は東大果樹園跡地購入が決定されてしまつたので、その利用をどうすべきか町民や有識者に協力を得ながら、提案できるようにしたいと思います。単に整備費など費用を抑えるのではなく、将来的に町や町民に利益を生み出すような活用計画を検討していきたいと思います。
  


Posted by tomo at 00:21Comments(0)議会ウォッチング

2012年03月19日

みんなの頑張りから勇気をいただいて

「しお風」号外を発行するということがかなりの重圧でしたが、10日エンドファイト(植物の成長を助ける働きをする微生物)の第一人者の成澤才彦先生の講演会、13日平塚逸品研究会お披露目の会、15日農家のこせがれネットワークの神奈川地域ネットワーク(仮称)報告会&ワークショップに参加しました。


若手の農業者、商業者、事業者、行政職員のみなさんの想いや先行き不透明の中での頑張りにふれ、私も勇気をいただきました。それぞれの内容も後日紹介したいと思います。
  


2012年03月19日

3/21 13:00~二宮町議会傍聴を

「東大果樹園跡地の購入」についての町長議案が3月21日の午後1時からの二宮町議会本会議に提出され、議決されます。ぜひ、傍聴してください。


今朝3月19日の二宮町内の新聞折り込みで、この購入について特集した「しお風」号外を町内に、16日に平塚市役所内にある記者クラブやひらつか市民活動センターなどにも配布しました。また、「しお風」だけではなく、「暮らしと二宮町の家計を学ぶ会」でも取り上げ、より財政を私たちの暮らしと結び付けてちらしを作成しています。

町外の方で「しお風」号外をご覧いただけない方はこちらをご覧ください。
また、「暮らしと二宮町の家計を学ぶ会」のちらしはご連絡いただければお送りしますので、ご覧ください。


「しお風」号外は「20億の次は4億5千万円の東大果樹園跡地の購入! ツケ先送りで財政破綻の道へトホホな町を健全に! 私たち町民が関心を持って開かれた議会へ 」というタイトルです。

4億5千万円の支出が、町の財政が逼迫している中で町長が説明責任を果たさず、議会できちんと検証することもなく決定してしまいました。このことが、次世代にツケをまわす財政破綻の道を歩ませ、議会制民主主義を崩壊させる行為であると感じ、跡地購入議案が採決される3月21日の前に「しお風」号外を発行することにしました。この号外が指摘している問題点が議会で究明され、町長が説明責任を果たすことを望んでいます。

「しお風」号外を出すために、1箇月近く徹夜で財政分析や原稿の推敲を重ね、印刷も夜中の2時半までかかり、やっと発行することができました。「暮らしと二宮町の家計を学ぶ会」のちらしも版作成で関わり、今朝まで修正を重ね、各自のプリンターでカラー印刷し、町内に配布しました。

ぜひ、みなさんも知り合いの方に伝えていただき、21日に傍聴できる人は傍聴してくださるようにお願いします。

この決定に町長、議員のみなさん、行政、そして町民のみなさんが責任を果たしてくださることを望みます。もちろん、私はこの責任の重さに押しつぶされそうですが、子どもたちにツケを回すことがないように行動をして行きたいと思います。

無責任な町には定住促進はありえませんから。
  


Posted by tomo at 23:42Comments(0)しお風のつぶやき

2012年03月18日

祝メールありがとうございます。

「かながわボランタリー活動推進基金21平成23年度ボランタリー活動奨励賞」受賞のお祝いメールをたくさんの方々からいただきました。みなさん本当にありがとうございます。

受賞した責任もつくづく感じています。これからも地道に活動を続けて行きます。野に咲く花のように、一見目立たないけれど、ふと気付いてよく見ると、美しく群生しているような活動を。



今までは、それぞれの活動ごとに仲間を作って、様々な活動の実績をあげることができましたが、「しお風」全体の活動を理解し、私と一緒に活動しながら、助言してくれる仲間もつくりたいと思います。

多くの人たちとつながりながら、ゆるく、着実に活動を進められる組織づくりもしていきたいと思います。これからもご協力、ご助言よろしくお願いします。

なお、祝メールを掲載しましたので、ご覧ください。

  続きを読む


2012年03月18日

3/24 星槎スポーツクラブオープニングイベント

星槎湘南大磯総合型スポーツクラブ 
オープニングイベント開催!!




【と き】2012年3月24日(土)

スポーツ体験メニュー 10:00~  スペシャル対談 13:00~
奥寺康彦さん(横浜FC会長・日本人初プロサッカー選手)
石坂有紀子さん(ビーチバレー2大会連続オリンピック出場)

【ところ】星槎湘南大磯キャンパス(国府本郷1805-2)

【送迎有】大磯駅⇔ 会場 マイクロバス運行
  大磯駅発 9:00  9:15  会場発  12:30  14:10

【参加費】無料
いろいろな体験講座があって楽しめます!
★サッカー  ・スキルアップ教室 ・ミニゲーム大会
★グラウンドゴルフ  ・グラウンドゴルフ教室 ・コース体験
★体操  ・肩こり腰痛改善 ・リボン体操 ・ゆるヨガ ・空手ビクス
★フードコート(有料)  ・北海道芦別名物 ガタタン  ・星槎名物 石窯ピザ

【お申込み・お問い合わせ】星槎湘南大磯総合型スポーツクラブ  ☎0463-74-5328

さらに詳細内容はちらしをご覧ください。  


Posted by tomo at 22:20Comments(0)イベント紹介

2012年03月15日

ボランタリー活動奨励賞受賞 

3月13日の午後神奈川県から「かながわボランタリー活動推進基金21平成23年度ボランタリー活動奨励賞」を受賞した電話連絡がありました。

ボランタリー活動奨励賞は、他のモデルとなるような実践的な活動で、地域社会への貢献度が高い活動に自主的に取り組んでいる団体及び個人を表彰することによって、その活動の継続・発展を促進することを目的としています。

今回は過去最多の63団体の推薦があった中で6団体が受賞しました。小さな団体で受賞できたのは、町内外様々な人たちのご協力で地道な活動を積み重ねることができたからです。みなさんありがとうございます。

選考理由は次のとおりです。
「様々なまちづくりの現場に入って関係者とコミュニケーションを取りながら、情報紙づくりを行うだけでなく、情報発信、地域イベント、地域ブランドづくりなど、地域のネットワークや行動力・アイデアを生かして、多面的にまちづくりを推進していることを評価する。

まちづくりにおいて様々な担い手をつなぐ媒介役を果たしていることも高く評価できる。」

まだあまり実感がありませんが、「現場」力、「多面的なまちづくり」、「媒介役」を評価されたのはとてもうれしいです。

12年以上活動してきましたが、「しお風」の活動があまりにもいろいろな分野であり、「何をしたいのかわからない」「他人のフンドシで活動をしている」「ボランティアじゃない」などと言われることも多かったので。

実は県のこの賞に申し込んだのは、二宮町の協働まちづくり補助金の公開審査で非交付になってしまったことがきっかけになっています。その時に県の方もきていらっしゃって、「こちらに応募してみたら」と勧められたからでした。

結局、二宮町協働まちづくり補助金が何故非交付なのか、どういう評価だったのか文書でも問合せましたが、わかりませんでした。

この時の審査員の質問には「当初二宮ブランドの協議会のメンバーだったのに参加いただけず、協力をえられなかったのに、今は町と同じようなことをしている」「何か独走しすぎている感じ。想いは非常に強くお持ちですが、空まわりしている」「情報活動に非常に熱心でオピニオンリード誌的で一体何の新聞だろうなと感じる」など言われ、提案した内容の質問ではなく「しお風」や私への批判としか思えない内容でした。

二宮ブランドの協議会も私が辞めたのではなく、やめさせられたのが真相です。担当職員に「これからはお店の人たちなど具体的な商品開発に関わる人で構成するので神保さんはもう結構です」と言われました。

その当時は県商連で仕事をして「しお風」の活動費を稼いでいたので、欠席した今までの資料を請求したら「神保さん変なことに使わないでください。神保さんはアイデア泥棒ですから」と言われました。その時も公開審査時も非常にくやしかったのを覚えています。

こんな些細なことにこだわらず、町内の人はもちろん、町外の人と協力しあいながら、二宮にこだわってまちづくり活動を続けていきたいと思います。二宮にこだわることで、他の地域でも素敵な活動をしていきたいと思います。
  


Posted by tomo at 23:47Comments(0)しお風のつぶやき

2012年03月08日

議会が機能しないのは誰のせい? 

3月7日二宮町議会で一般質問した議員は6名。東大果樹園跡地の購入、防災、二宮海岸の浸食問題、吾妻山の整備などについての質問がなされました。

今回の議会は町民の関心が高かったらからか、傍聴者はいつもだと数人あるいは一人の時でさえあったのに、常時十名前後はいたかしら。そして、議員の質問も論点がわかりやすかったのですが、きちんとした答弁が得られず、中途半端なままで終わってしまいました。

東大果樹園跡地購入の理由は、「二宮で最後に残された広大な土地で、4億5千万円という行政が購入できる価格。購入しないとデメリットがある。民間が購入すると、この大事な土地は虫くい状態になり、まちづくりが滅茶苦茶になってしまう。行政は挑戦していくことが大切だ」ということでその目的は不明のまま。

また、「事業計画や財政計画をきちんと示せないから、白紙であることが大切。当分整備資金がないので、じっくり考えられる」ようです。

購入金額4億5千万円の根拠も不明。東大側の「それ以下の金額ならば競争入札にする」という言葉をうのみにしたようです。手つかずの他の公共用地との優先整備順位も、足腰の強い町にするための定住促進、産業の活性化の具体策も不明。来年度の定住促進策は、二宮の魅力を伝える看板をつくることは6日の総括質疑でわかりましたが。

来年度創設される災害対策基金には財源不足で当初300万の積立。3年で1億をめざし、町内外の人たちに呼び掛けて寄付を集めるのだそうです。深刻な災害を被ったわけでもなく、温暖で住みやすい町に、災害対策で9千7百万円も寄付金が集められるのでしょうか。と、わからないことばかりの議会でした。それもそのはず、議会で議論をさせないのだもの。

21日に跡地購入の町長議案は提出されるのに坂本町長は開口一番「3月補正(跡地購入はその中で予算化されている)は既に賛成多数で可決され、既に決まったこと」などと言うし。さらに質問者の原議員に「原議員はわからない人だから」という大変失礼な発言も。

だらだらと具体的な内容のない答弁で原議員の持ち時間が少なくなっても、杉崎議長は町長に注意も促さず、後1分足らずで原議員は発言を終わることができたのに、「ルールだから」と発言を制止していました。

私はあまりの無謀ぶりに原議員が終わり、休憩宣言をした議長に「長い答弁にも対応してください。」と思わず発言してしまいました。

また、町長が根岸議員に「あなたは反対にまわった。21日までに賛成だと頭を下げにくれば説明する」という発言に対して、根岸議員は「反対している人には話せないのが町ですか。あなたはふだん議員はいらないといっているが、いつも議員が賛成者しかいないのならば、議会はいらない」と発言していました。

これは悪い議会の見本を示す模擬議会でしょうか。

議会の本来の使命を機能させていないのは誰のせい?議員の資質、担当職員の問題でもありません。

現在二宮町議会は議会基本条例の検討中です。私たち町民も連携して、真摯な議員にエールを送りながら、町民、議会、行政が対等にまちづくりを進める仕組みをつくりあげましょう。

ぜひ、議会傍聴をしてください。議会に関心をもってください。
  


Posted by tomo at 03:48Comments(0)議会ウォッチング

2012年03月02日

町財政の学習会を開催

暮らしと二宮町の家計を学ぶ会」を立ち上げました。具体的な事例から二宮町の財政を学んでいこうと考えています。学習会の1回目は3月21日の本会議の採決で契約決定しようとしている緊急性の高い「東大果樹園跡地の購入」をテーマにとりあげました。

3月3日(土)10:00~12:00 ASA二宮2階会議室
学習会 「具体的事例から町財政を学ぶ その1」
~ 4億5千万円の購入!町のお財布は大丈夫?! ~


詳しくはちらしをお読みください。今日の朝駅前でちらしを配る予定ですが、期日がなくPRもままなりません。ぜひ、お知り合いをお誘いのうえ、ご参加いただければと思います。
  


2012年03月02日

2月補正予算可決。

2月29日は朝から大雪。寒い中を議会傍聴に向いました。町長の施政方針、町長の提出議案の条例改正、2月補正予算の採決が行われました。

この補正予算は東大果樹園跡地の土地購入費に捻出するために、基金の取り崩しや様々な事業の一般財源の残額を減額しています。そのため、神保議員、根岸議員、脇議員などから、どこから費用を捻出したのか、近隣住民の意見聴取や町民参加のなかったことについて質問が出されました。

神保議員からは「『財政調整基金』の処分のどの事由によるものなのか」。根岸議員からは、「基金は条例で目的を設定しているので、該当費目に繰り入れしているが、結局その費目を減額補正して一般財源として残し、その残額分と、基金の利子収入積立金や積立金を減額して4億5千万円を充当しているのでは。」という質問。財政担当課長は一瞬絶句し、「そうです。」と小さな声で答えたように思います。

また、神保議員から組みかえ動議が提出され、その対応として杉崎議長が「原案と動議を一括討論する。①原案に賛成の討論、②原案及び動議に反対の討論、③動議に賛成の討論で、原案の反対討論を行わない」と告げると、その方法がわかりにくいという意見も多く、一時休会して、杉崎議長から説明が行われました。①原案に作成討論は近藤議員と池田議員、②原案及び動議に反対討論は西山議員(本当は動議に賛成なのに間違えてしまったようです)③動議に賛成討論は、根岸議員と浅賀議員。

そして採決は、7対5の賛成多数で可決されました。
賛成議員(敬称省略) 池田、桑原、脇、添田、近藤、二見、三橋
反対議員(敬称省略) 西山、小笠原、浅賀、神保、根岸

3月7日の一般質問では、原議員と根岸議員が質問します。また、21日に議案が提出され、採決されます。ぜひ、傍聴してください。
  


Posted by tomo at 02:14Comments(0)議会ウォッチング