2012年04月29日

情報発信の責任の重さ

一昨日26日からラディアン(二宮町生涯学習センター)展示ギャラリーで「みんながつながる 町(ここ)が好き!」パネル展を開催していますが、壁面に飾った横断幕が落ちてしまい、それを吊るし直す必要があり、昨日27日に開催された真鶴町議会の臨時会を傍聴できませんでした。
icon06パネル展準備



新聞記事でしか、その内容を知ることができませんでしたが、情報発信の責任について考えさせられました。私も地域コミュニケーション紙「しお風」や「しお風つうしん」を電子メールやブログで発信しています。

発信する前にはいろいろ考えながら発信していますが、その責任は負う荷の重さをずっと感じています。特に電子メールは夜遅くに短時間(とは言え3時間以上かかってしまいますが。)で発信してしまうので、推敲を重ねているとは言えません。
また、伝える資質がマダマダなので、私が伝えたいこととは違うことが伝わってしまうこともあります。

ですから、表現の自由の裏にある情報発信の怖さといつも向き合っています。

今回の真鶴町議会臨時会に諮られたことは単純な問題ではないと思います。

私はこれからさらに電子媒体を充実させ、紙媒体、人と直に接してのPR、口コミなどを連動させていきたいと思っています。ぜひ、ご感想、ご助言を今後もよろしくお願いします。
  


2012年04月29日

「シェーナウの想い」上映会

明日4月29日(日)ラディアン(二宮町生涯学習センター)展示ギャラリーで開催している「みんながつながる 町(ここ)が好き!」パネル展の中で「シェーナウの想い」上映会が開催されます。
10時~、14時~の2回上映され、上映後ゆるやかな交流会もあります。


「シェーナウの想い」は、ドイツの小さな町「シェーナウ」の住民グループがチェルノブイリ原発事故をきっかけに、「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民のための市民による市民のための電力会社」を誕生させるまでの軌跡を綴る感動のドキュメンタリー映画。

この上映会を開催する若者今井さんは「私たちに必要なものは勇気、社会を変えられると自分たちを信じる力、そのためのヒントがどっさりこの映画につまってます」とアピールしています。

入場無料です。ぜひ、ご来場ください。
  


Posted by tomo at 00:32Comments(0)イベント紹介

2012年04月27日

最終処分場問題

昨日4月26日にしお風臨時増刊号を発行しました。16日発行の号外、パネル展の準備等で忙しく、「しお風つうしん」も久々の発信となりました。

臨時増刊号で、二宮町にごみ処理広域化施設の最終処分場が将来やってくることの問題にふれていますが、真鶴町でも最終処分場に関する問題が発生しています。今日27日の14時臨時議会が開催されるそうです。傍聴しようと思います。みなさんもぜひ傍聴を。

神奈川新聞記事 
「湯河原、真鶴両町のごみ焼却灰が処分場の地下水汚染が原因で県外搬出を余儀なくされた問題をめぐり、村田知章真鶴町議(37)がツイッター(短文投稿サイト)で「放射能の拡散につながるので反対」などと書き込んでいたことが、24日分かった。焼却灰の放射性セシウムは国の基準値を下回っていたが、搬出先が書き込み後に受け入れを中止したことなどから一部町議が問題視し、27日の臨時会に村田町議の辞職勧告決議案を提出する見通しとなった。」
  


Posted by tomo at 05:22Comments(0)ごみ処理問題

2012年04月27日

東大果樹園再生を考えよう 

昨日4月26日(金)からラディアン(二宮町生涯学習センター)展示ギャラリーで「みんながつながる 町(ここ)が好き!」パネル展を開催しています。

様々な人たちが参加した展示会です。「しお風」も参加し、「未来に伝えたい風景」や東大果樹園跡地についての問題や現状を紹介しています。ぜひ、ご来場ください。

東大果樹園跡地については、先日地元の人を介して、東大側に許可を得て、現地を邸園文化調査団の方たちと一緒にみてまわりました。

建物も洋館や日本建築、ドーム、ケーブルカーの発着施設など様々な建築様式でとてもレトロな雰囲気で、昭和初期?の建物がこれだけ揃っているのは貴重なものだと思いました。







 
外観はペンキがはがれていたりしていましたが、さすが東大の施設で、14年放置されていたとは思えないほど躯体はきちんとしていました。

また、様々な果樹農園(ぶどう・桃・梨・みかん・八朔・キウイ・カキ・栗)も枯れているものもありましたが、まだ現存し、その他様々な樹木、野草などもあり、とても面白かったです。しかし、木々は葛や藪からしなどの蔓性植物に覆われ、このまま放置すると枯れてしまう状態でした。




このようなことも踏まえながら28日(土)10:00~「魅力発見!まちづくり茶話会」を開催します。

ぜひ、参加してください。

財政危機にある二宮町では、東大果樹園跡地を活用し、町の魅力向上、経済効果、定住促進につなげなければなりません。一緒に知恵を出し合いましょう。
  


2012年04月15日

議員への公開質問状結果(東大果樹園跡地の土地取得)

3月21日の二宮町議会で4億5千万円の東大果樹園跡地の土地取得が7対6の僅差で可決されました。


このことにつて議員の皆様の議決理由や対応を伺うことは、今後のまちづくりや議会のあるべき姿を考えるうえで重要と考え、議員の皆様に公開質問状を送らせていただきました。結果を紹介します。

[返信いただけなかった議員]
杉崎議長、池田議員、桑原議員、近藤議員

「賛否の判断をするための町民の声の意見聴取」「東大果樹園跡地の購入についての賛否理由」「東大果樹園跡地の購入についての町民説明」「今後の跡地活用での関わり」についての回答は「しお風サイト」の「しお風号外その2」をご覧ください。

「特に町民に伝えたいこと」についての回答
[脇議員]
跡地は私達二宮の町民にとっての利活用度の非常に高い財産となりうる土地です。しかしその利活用は多くの声を生かしていかなくては生まれてこないし高まっていきません。

この財産価値を高めていく為にも積極的に町政に皆様の声を 出していって下さい。

[添田議員]
 記載なし

[二見議員]
 記載なし

[三橋議員]
町民の貴重な財産となった広大な土地です。多くの方に関心を持っていただき、将来の二宮の発展のために大いに活用できるよう、可能な立場で意見を出していただきたいと思います。

[西山議員]
12,000坪広大な土地を大事な基金を取り崩して購入するには、あまりにも拙速で、行政執行のあり方に問題、疑問を感じる。

[小笠原議員]
正しい情報が伝わらない方もいます。(特に高齢者)町に対して、説明会を開くよう、地区長等を通して要望してください。

[神保議員]
町民の皆さまには町や議会の動向に関心を持って頂き、議員を通じて意見、要望など頂ければ幸いです。

[原議員]
議会基本条例を策定中の議会でありながら、総計予算主義、補正予算の正当利用、町当局が事業提案する場に求められる事業目的ですら明らかにされていない事業に対し、充分な説明がされている議員がいる事に疑問を感じています。

[浅賀議員]
私はこの町に来て議員になってたかだか2年の若輩者です。しかし、自分が知らない事を行政担当課の方々に話を聞く中で、国中央の無責任さゆえ役場も人件費や人員削減のアオリを受けながら、でも必死に町民の方々の暮らしを支えて頑張っているのだという事も学びました。

ですから、町民の方々もそこは理解を示す姿勢を持ってもらいながら、行政と関わるコトでもっと建設的な関係が築けるような気がします。示す姿勢を持ってもらいながら、行政と関わるコトで、もつと建設的な関係が築けるような気がします。

ヒドイ政治、根本的な原因は政府だし、そこで決められたコトが県、町に降りてくるんです。
しかし、当然ながら町民負担を増やしても「絶対に何一つ解決しない」という確信はゆらぐことはないですし、むしろ「町民の方々が安心して暮らせてこそ、様々な問題は解決、好転していく」と考えていますので、そこは今後もしっかり町政や、また地域の方々に訴えていきたいと考えています。

住民が主人公の町づくり、まさに日本共産党が実現させたいと夢見ている社会です。どうぞこれからもよろしくお願いします。

[根岸議員]
土地は購入された。3万7千㎡の広さの有効活用にご意見を。

次の議員の方々が東大果樹園跡地の土地取得について掲載していらっしゃいました。
添田議員のホームページ 
小笠原議員のブログ 
根岸議員のブログ   続きを読む


Posted by tomo at 12:19Comments(0)議会ウォッチング

2012年04月02日

ふがいなくても前進を

風邪をこじらせて、声はかれ、目の毛細血管が切れながらも活動していた昨日。しお風の原稿も作成したいし、日程調整もしたかったのですが、徹夜がたたったのか、また体温調節ができなくなって、明け方着替えしなくてはいけないほどどっと汗をかき低体温になってしまい、今日はダウン。半日寝ていました。結局、自分との戦いですね。

今も山崎まさよしのPassageを聴いて、自分のふがいなさに涙を流しています。
こちらをお聞きください。
歌詞はこちらをご覧ください。

あこがれの場所からは程遠く、一人立ち尽くしてしまった時に何に思いをゆだねればよいのかわからないけれど、その想いは消えず、ずっとそこに。多くの人からは理解されず、時には仲間と思っている人からも受け入れないこともあるけれど、あなたがいるから、私は愚直に進んでいく勇気をいただいています。本当にありがとうございます。

自分に酔っているのですが、「しお風」の原稿を作成するのは、夕鶴のつうみたいに、自分の羽根をもいで機を織る作業に似ていると思っています。その想いはせつないまでに強いけれど、身を切らないとできなくて、一人自分の世界にこもって、それが完成させるのは誰にも立ち入らせない世界を作らなくてはできない。でも、それをするには様々な人たちの協力を得ながら、その犠牲を強いている。本当にふがいないよね。でも前進しなくては。みんなの笑顔が見たいから。

今年はかながわボランタリー活動奨励賞をいただいて、その副賞のお金で、かねがね懸案だった物語性の強い二宮の生業に携わっている人たちの魅力を伝える冊子を写真家の川廷さんに協力いただきながら、また他にはないwalkwalkマップも地域探検ツアーを実施している仲間たちと一緒に作成できると思っています。

ふがいない私ですが、力をください。二宮に住む精霊とみなさんの後押しをいただきながら、小さな一歩ですが、前進します。もう少しユーモア感覚を持ちたいのですが、器が小さく、まだまだ修行が足りません。



  


2012年04月02日

ライブでがんばって 

湘南地域の小さな町二宮。でも面白いことはいろいろあります。ケとハレの場。私は「まちの魅力の伝える」実践の中で「地域の宝さがし」は、「しお風」の取材、walkwalk青少年探検隊や地域探検ツアーを企画している仲間たちなどと一緒に様々な地域探検をしながら、掘り起こし、「未来に伝えたい風景展」などを通して発信してきました。

次の段階として、「地域のまちなか文化の見える化」をしたいと思っていますが、今二宮のお店が企画しているライブを取材して、それもゲリラ的にできるかなと思い始めています。そば処「津軽」での津軽三味線ライブ、「ダイニングカフェ ニノ」での「くすのきしんいち&はつ菜フォークソング・投げ銭ライブ」、ラーメン「JAH二宮」での「mimiアコースティックLive」を取材して、新たな企画を考え始めています。

icon06津軽三味線ライブ


icon06くすのきしんいち&はつ菜フォークソング・投げ銭ライブ




icon06mimiアコースティックLive

  


Posted by tomo at 00:54Comments(0)しお風のつぶやき