2012年09月11日

みやじ豚バーベキューを楽しんで

やはり、みやじ豚はめちゃくちゃ美味しい。新鮮な野菜や飲み物もふんだんで、友人や宮治大輔さんとのおしゃべりも盛り上がりました。お土産に持って行った「湘南青摘みかん100」で残暑を乗り切って、養豚業がんばってください。

  


2012年09月11日

議会ウォッチング~二宮らしさを守って

9月10日(月)に二宮町議会の総務建設経済常任委員会が開催され、3つの項目が審議されました。2つ目の項目は「神奈川県住宅供給公社の百合が丘地区内所有地に関する県への申し入れ」でした。

神奈川県住宅供給公社が二宮町百合が丘にある峠公園の隣接地を町や地元の人たちに説明もないまま民間業者に7月に売却。これに対し、町長は7月25日の「湘南地域首長懇談会」に出席した知事に「売却については町に事前説明、協議をしてほしい」ことを要望したそうです。その結果9月4日に県住宅供給公社事業推進課長が次期売却予定の所有地について説明に来庁したそうです。

その場所は現在宅地開発がされている満願荘に隣接する傾斜地です。百合が丘は住宅の敷地が広く、緑地の多い閑静な住宅地で、緑地の多くはここを開発した県住宅供給公社の所有地です。このまま公社が売却を進めれば、緑地がなくなり、防災上も住環境上も問題が発生します。ですから、住民の関心も高く傍聴者は15名で委員会室に椅子を運ぶようでした。

行政も議会も売却に反対であり、議会も反対の意見書を提出することになりました。

この審議を傍聴して気になったことがあります。

1 満願荘の宅地開発と相まって同じ事業者に峠公園隣接地に売却
(満願荘の崩した土砂を運んで埋めるようです)

2 町長の県公社の二宮町いじめ発言
「県下には他に公社の広い土地がいっぱいあり、ラディアン裏も町が20億以上で購入したのに、またこの小さな町の所有地を続々売却するのは、二宮町いじめだ」
それは、二宮町が開発や建築についてのルールがゆるくて、問題意識も希薄であること(町長は一期目就任時所信表明で景観の保全をあげているのに、この6年間では高度制限を行ったくらいでは。また、5月に県から売却意向表明があったのに、そのまま放置)を棚に上げて、無策だった反省なしなの?

3 町長が固定資産税無料化発言
 「公社が売却しないことにしたら、対案として固定資産税の無料化をする」と安易に決めてよいのでしょうか。

4 町長が公社OBでいろいろな動きをしている人の個人名と行動を公表したこと。
これによって、百合が丘地区住民の中での対立をあおることになるのではないかと心配です。

満願荘の宅地開発もショックでしたが、今回の件も同じ問題を内包していると思います。今後もこの動きを取材し、「しお風」号外を発行したいと思います。

満願荘の邸園と工事現場の写真をアップしましたので、ご覧ください。





3つ目の項目は「二宮海岸保全と梅沢漁港周辺整備について」で、「議会基本条例案」の中にも記載されている政策審議が試みられました。

最初なので、混乱もあり、町長は「こんなバラバラな委員意見に執行者側が答弁し、議会が混乱するならば、議会基本条例は必要ない」というようなことを言っていたけれど、それは町長が決めることではないし、改革は混乱を伴うものです。

この混乱からより良い本来の議会のあるべき姿を模索してください。

  


Posted by tomo at 12:03Comments(0)議会ウォッチング

2012年09月02日

みかん物語の掘り起こしを

8月に催しを4つも開催し、地域ブランドづくり情報紙「湘南♡風と星物語」、地域コミュニケーション紙「しお風」、その他様々な情報紙の発行を「青摘みかんの効果」で猛暑の中無事乗りきりました。

8月28日は東大果樹園の中にあった横穴古墳群から発掘されたものを横須賀自然・人文博物館まで見に行きました。とても貴重な物を見ることができ、その当時二宮は全国との交流があり、有力者が生活していたことがわかりました。



吾妻山、弟橘姫、大和朝廷への柑橘類の献上など断片の情報をつなげて、ロマンのあるみかん物語を掘り起こしたいと思っています。きっと目に見えない力が働いて、私をみかんに結び付けているような気がします。
  


2012年09月02日

みんながつながって

8月26日(日)に二宮町にある高齢者ケアハウス「つぐみのおかコモンズ」の1階フロアと駐車場を借りて「まちなか❤ふれ愛まつり」を開催しました。この催しは2011年の2月から始め、「みんながつながる町(ここ)が好き」を合言葉に初春と夏に開催して今回で4回目を迎えました。今回のテーマは「古きを楽しみ、未来に生かす」。

メイン企画は昔遊び体験ラリー、そして未来につなげる上映会、古布リメイク品や竹細工、幼稚園児の絵、湘南みかんや地球温暖化防止をアピールする展示、ソーラークッキング、流しそうめん、縁台囲碁、ライブ、出店など内容も盛りだくさん。
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今回は展示と室内演出に力を注ぎ、前日の朝早くに青摘みかんとカラスウリなどを取りに行き、夜12時過ぎまで飾り付け、そしてスタンプラリーの用紙づくりと季節の台所配布する情報紙の印刷で3時頃までかかり、当日は朝7時から準備。



いつも人が集まるのか心配ですが、11時頃には会場いっぱいの人が集まり、お客様、スタッフは楽しそう。もちろんオープンルームからデイルームへの動線の悪さなどいろいろ問題はありました。

昔遊び体験ラリーは、折り紙、おはじき、碁石はさみ、よんろの碁、折り紙カエルとばし、美しい日本語などに多数の方が参加して、開催時間を延長するほどの人気でした。流しそうめんも人気でそうめんをゆでるのが間に合わないほどでした。



ライブも室内での腹話術、ライアー演奏、室外での南米音楽フォルクローレ、心の唄コンサートも多くの観客で賑わっていました。室外ライブは酷暑の中で演奏者も観客も汗だくだく。





展示や室内演出も多くの方に感心していただきました。竹の風車は購入したいという声が続出。夏の収穫をイメージしたしつらいの中で青摘みかんや自然農法の野菜を使った会席料理を箱膳で供した「季節の台所~夏の収穫祭」もお客様に楽しんでいただけました。カイロやヘッドマッサージも恒例となり、人気がありました。




みんながつながったから開催でき、開催することで参加者もつながりを感じていただけたと思います。今後は一過性の催しではなく、少しずつ地域のつながりを紡ぎ出す催しにしていきたいと思います。