2013年10月27日

神奈川地域社会事業賞受賞

まちづくり工房「しお風」が神奈川新聞社の地域社会事業賞を受賞しました。


これもみなさんのご協力、励ましの賜物です。本当にありがとうございます。

今回の受賞の対象となった地域の魅力を掘り起こし、伝える活動を「地域ブランドづくり『湘南❤風と星物語』として、夏休み小学生親子体験学習「湘南みかん青摘み体験新聞づくり」walkwalk地域探険ツアー二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展、そしてwalkwalk青少年探検隊と一緒に地域探検を通してwalkwalkマップづくりなどを実施してきました。

でも、「しお風」の活動を始めた時はこんな活動をしようと思っていませんでした。様々な人たちの出会いの中で発見があり、まちづくりの「しお風」なりのビジョンができ、実践力も養ってきたのだと思います。

星槎学園湘南校の高校生を初め、現在も支えてくれている仲間、活動に協力してくださるお店、もちろん地域コミュニケーション紙「しお風」やメールマガジン「しお風つうしん」の愛読者の方々、みなさんの力で「しお風」は生かされています。これが「しお風」の夢「共育のまちづくり」です。さらに進めていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
  


2013年10月27日

石飛幸三医師の(「平穏死のすすめ」の著者)の講演会

寺山泰郎さんから紹介がありました。

世田谷区立特別老人ホーム芦花ホームの
石飛幸三医師の(「平穏死のすすめ」の著者)の講演会


日時:10月30日(水)、19:00~20:30

場所:二宮町生涯学習センター ラディアンホール


入場無料、申し込み不要

主催:大磯恒道会の介護サービスを守り育てる会

石飛先生は特養の常勤医として、患者さん家族から教えられた穏やかな死から、専門職、行政、市民に対して高齢者終末期の医療と介護をどう考え直したらよいか、問題提起しています。

せたがや介護の日の講演「変革の時代を迎えた高齢者終末期の医療と介護」  115分

この講演の中に出ている井澤さんや西村さんとの出会いが、芦花ホームの職員全員に看取りの在り方を考えるきっかけとなりました。
平穏死 三宅島ドキュメント2011(井澤トヨ子さんの事例)  15分

看取りという死に方(西村錠輔さんの事例)   15分

「平穏死」石飛幸三さんインタビュー全文(4)最期の迎え方、 家族と一緒に考える(読売新聞)  


Posted by tomo at 15:39Comments(0)イベント紹介

2013年10月26日

やじうま議会ウォッチング

~将来を見据えた公共の在り方を検討してほしい。~

昨日、二宮町議会全員協議会が開催されました。
執行者側からはデマンドタクシーの運行、公共施設の再整備に関する基本方針、二宮町教育委員会点検・評価報告書、梅沢海岸水難事故の概要についての報告

議会側からは予算に伴う予算計上、議場・委員会における録音の可否、一般傍聴人による休憩中の委員会の写真撮影の可否について話し合われました。

全般的に言えることは、執行者側も議会側も一つの問題を政策提案まで持って行こうという当事者意識がないように感じました。公共をどう捉えているのか、公共責任の所在はどこにあるのかと疑問に思いました。

公共施設の再整備はもっと将来を見据えた提案があるのかと思ったのに、①将来を見据えた施設配置②公共施設の多機能化と統廃合③効率的・効果的な管理運営④計画的な施設整備にとどまっていました。

現在65ある施設を今後50年維持管理するには年間4.9億円の改修費が必要になるが、実際は1.3億円しか当てられないとのことでした。

全国的には公共空間に民間、企業、住民を参入させ、地域に大胆に開くことで、その空間であがった利益をその空間の維持に還元し、さらには地域活性化につなげる新しい手法「公共空間のリノベーション」が行われています。こうした発想が出てくるのかと思いましたが、残念ながらその気配はありませんでした。

小学生二人が海に呑まれた梅沢海岸の事故についても、その後海岸に降りることができる箇所を調べたら26箇所もあり、今後予備費でネットフェンスを整備するそうです。現在も見つからない子どもについても災害ボランティアの人たちに見まわってもらっているそうです。

今回の事故は痛ましいものですが、このことから再度地域防災体制、防災教育の在り方、そして災害時の危機管理体制をつくる機会と捉えて、検討しなくてよいのでしょうか。議員発言の中には家庭教育の問題にすぎない、町は海上保安庁に継続依頼し、災害ボランティアに依頼していてベストをつくしているから問題はないと言っているように思えるものもありました。

社会福祉協議会で今年発足させたばかりの災害ボランティアの方たちに依頼するだけでよいのでしょうか。災害ボランティアの方たちはボランティアの受付、見守りのローテーション、その連絡体制をつくるのに大変な労力を割いています。また、この事故の対応で町行政は他の件がおざなりになっている場面もあったようです。

こうした時に町内の住民力を集結する仕組み、どうPRして、集まった人たちへの連絡を円滑に行う方法を提案してもらいたかったと思います。また、海だけでなく、傾斜地を開発した住宅地がありますが、万全な対策が出来ているのか、また将来危険がないように都市計画がなされているのか、さらに地域住民をまきこんだ細やかな災害時の対応の仕組みなど検討してほしいと思います。

明日から議会報告会が始まります。
26日(日)は富士見が丘防災コミュニティセンターで14時~17時。
29日(火)は梅沢老人憩いの家で18時~21時。
11月1日(金)19時~21時一色防災コミュニティセンターです。
  


Posted by tomo at 17:46Comments(0)議会ウォッチング

2013年10月03日

山崎亮さんに会ってきました。

9月24日の夜、山崎亮連続対談企画「ハタラクをデザインする」を聴きに行きした。

起業した面白い会社のコミュニティを研究することで町の新しいコミュニティづくりを知ることになるではという意図で企画したそうです。今回は「スマイルズ」代表取締役社長の遠山正道さんとの対談。


この会社では「公私同混」がモットーで組織も人格を持ち、「美意識」が遠山さんのゆずれないことだそうです。そしてスマイルズの五感(経営理念)は①賞賛②低投資・高品質③主体性④作品性。

町経営にも通じると思いました。特に、リーダーは前向きに楽しくやりたいことをウキウキ進めることが大切であり、経営理念やルールが社員に行き届いているので、ほとんど社員に具体的な仕事を丸投げで、プロジェクトのマネージメントだけしているそうです。そして将来は社員からプロジェクト企画がでてくるようにしたいとのことでした。

対談の後に懇親会があり、山崎亮さんにワークショップのお願いをしました。今年度は既にいっぱいとのことでしたので、来年度で事務所に調整をお願いしてみることになりました。


「しお風」神保智子  


2013年10月03日

東大二宮果樹園跡地の魅力を伝えたい

昨年度二宮町が購入した東大二宮果樹園跡地(約3万7千㎡)。東大二宮果樹園跡地は元園田幸吉男爵の別荘と果樹園で、大正15年に東京帝国大学がみかんの経済的栽培が可能という理由で吾妻果樹園を開設し、大正、昭和の建物が20棟以上現存しています。10種類以上の果樹園があり、現在も梨や柿、キウイなどが実っています。


しかし、この跡地の魅力は町民にさえもあまり知られていません。「しお風」は、その魅力を伝え再生への動きを作りたいと考えております。

その足掛かりとして、まちなかで二宮の魅力を伝え、町歩きをする人を増やし、町の活性化や東大二宮果樹園跡地再生に人々の関心を高めるために、次の2つの催しを企画しました。

◇二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展「湘南みかん風散歩~東大二宮果樹園跡地と生業の魅力」
11月23日(土)~12月15日(土)
walkwalkマップvol.5「湘南みかん風散歩~東大二宮果樹園跡地周辺」を使ってまちなかのお店などの15箇所の壁に貼っている二宮の魅力を伝える写真パネルや街並みを見ながら町歩きしましょう。
弟橘媛(オトタチバナヒメ)が案内します。東海大学工学部建築科杉本研究室に協力いただいたオリジナル企画です。
お店の中に案内書を置いて写真パネルの解説をします。

◇walk walk(ワクワク)地域探検ツアー「湘南の残したい資産、湘南みかんのある暮らし」
11月24日(日) 9:30~15:00 (JR東海道線 二宮駅北口ロータリー集合)
東京大学二宮果樹園跡地周辺、遺跡、庭園、みかん山などを見て回り、地元の人たちとふれあいながら、湘南みかんの魅力や由来を発見する「体験型」ツアーです。
参加費 2,500円(※第1回ランチ、ワイン、マップ・ガイドブック代等含む)


知り合いの方をお誘いのうえ、ぜひ参加してください。

「しお風」神保智子  


Posted by tomo at 22:19Comments(0)イベント紹介