2011年02月03日

ごみ処理問題が再浮上?! 

1市2町ごみ処理広域化推進会議(平塚・大磯・二宮ブロック)で「ごみ処理広域化実施計画骨子案」が公表され、パブリック・コメントが募集中です。

新設施設は平塚市が焼却施設、大磯町は厨芥類資源化施設・し尿施設、二宮町はリサイクルセンター・剪定枝資源化施設・不燃物処理施設です。この内容や1月26日の二宮町町議会全員協議会を傍聴して「ごみ処理問題が再浮上するのではないか」と非常に心配で、夜も眠れない。(大げさではなく、本当なんです。)

▼心配その1 机上論ではなく整備敷地があるのか。
こんなにいろいろな施設を受けて、本当に整備する所があるのかということです。「桜美園にも現在のごみ積み替え施設付近にも整備しない」というし、技術革新が進むからと安易に考えているように見えました。

平塚、大磯の剪定枝を受け入れるとするとどんな量になるのか考えているのでしょうか。リサイクルセンターと不燃物処理施設もあわせるとどこにそんな広い敷地を確保するのでしょうか。二宮は一日で歩いてまわれるくらい面積が小さい町です。そしてほとんど住宅地の中でどこに候補地があるのでしょうか。

▼心配その2 不燃物等に焼却残さが入るのではないか。
平塚市の最終処分場は、「焼却残さ(灰)の資源化を行うことによりさらに延命化が図られると考えられるため、平塚市の既存施設を有効活用するこことします」と掲載されていて、「既存有効活用することで計画期間内に不足はないと推定されますが、埋め立て状況を確認しながら必要に応じて二宮町に整備することとします」とも掲載されています。

これについても「30年も先のこと。技術革新で心配はない」なんて大丈夫かな。桜美園も当初は最新式と言われていたのに最終処分場から出た高濃度ダイオキシンの問題も生じ、結局シートカバーを敷くという応急措置のままその後どうなったんだろうか。
ごみ処理問題が再浮上?! 



▼心配その3 物言えぬ協働・広域化に先行きはあるのか。
共通課題や役割分担等の具体的な検討の中で「認識の違い」が顕著に表れたため、ごみ処理広域化から脱退したのに、理由が解決されたとは思えないのに、責任と業務分担を確約して、ごみ処理広域化に復帰する。「ごみを焼却してもらうために、全て了解するしかない。だから意見を言うのはとんでもない」という町長の話は町民として、協働・広域化の在り方に疑問を感じます。

特に責任と業務分担を確約しているのに、実施計画策定の中で検討するということばかりで、議会で充分な検討もしない、意見も言えないとするのは協働のまちづくりを進める上で危機ではないだろうか。

その他いろいろ心配があります。平塚・大磯・二宮に在住・在勤・在学等のみなさんも骨子案」をご覧いただき、ご意見を提出してください。3月2日までです。応募はこちらです。



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