2013年08月31日

「しお風つうしん」700号達成!

メールマガジン「しお風つうしん」も700号を達成し、2004年1月から発信し、9年以上が経過。

ブログ「しお風つうしん」も2007年10月から始めて、もうすぐ6年が経過します。

昨年から私もfacebookを始め、1年が経過。

それぞれの情報媒体を連動させて二宮の魅力や課題を効果的に伝えられるようにしたいと思う今日この頃。経過年月は長くてもまだ未熟です。

ぜひ、ご助言、ご指導をよろしくお願いします。

「しお風」神保智子  


2013年08月31日

まちなか❤ほっとスポットも秋模様

「まちなか❤ほっとスポット」は、屋外で気軽に休憩やおしゃべりができるように、しお風事務所階下の空き店舗前と駐車場の空きスペースを活用して、野草等の寄せ植え、テーブル、椅子などを設置。シャッターには、二宮の魅力を伝える写真パネルなどを掲示しています。

ここも千日紅が咲き乱れ、白花ワレモコウ、キンエノコロ、キンミズヒキなども咲き始め、ハゼの木、タコノアシも赤く色づき始め、秋を感じるようになり始めました。






トマトの収穫も終え、稲穂も色づき、紫インゲンも取り忘れが豆になっています。堆肥に混じっていた南瓜のツルが空中にのび、実をつけました。成長が楽しみです。




まだまだ日差しが強く、水まきが大変ですが、野草を枯らすことなく、夏をこえられて一安心。ここの守りネコ石の「フウ」が招きネコとなって、多くの人が訪れてくれるとよいと思います。

「しお風」神保智子  


2013年08月31日

青摘み体験新聞づくりをタウンニュース記事掲載 

8月18日(日)、24日(土)に開催した夏休み小学生親子体験学習「湘南みかん青摘み体験新聞づくり」が8月30日付のタウンニュースに掲載されました。


この記事に掲載されていますが、写真指導はプロのカメラマン鈴木さん、新聞づくりは「朝日学生新聞社」の高橋さんの指導があったので、新聞はどれも写真や見出しの付け方も上手で、とても素敵です。

特に田中君は小学五年生で、既に学校で新聞づくりを経験したからか、迷うことなく文章も書き上げ、短い時間で仕上げてしまいました。写真のキャプションを縦書きにしていたので、横書きにして、見出しに色枠をつけた方がよいのでは私も助言してみました。

みんなの素敵な新聞を掲示することで、湘南みかんのある暮らしの魅力が伝えられたらと思います。
11月23日(土・祝)~12月15日(土)  
二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展「湘南の残したい資産、生活文化や季節を感じる風景」を開催する予定です。

お楽しみに。

「しお風」神保智子
  


Posted by tomo at 12:56Comments(0)湘南みかんの魅力

2013年08月27日

反響があった地域コミュニケーション紙「しお風」

8月10日に地域コミュニケーション紙「しお風」をカラー刷りにして発行しました。

特集は「二宮が輝く残されたチャンスをつかもう!! 住民力の結集と連携で東大二宮果樹園跡地の再生を。」で東大二宮果樹園跡地の問題を。


「やじうま議会ウォッチング」は「議会は地域経済の活性化を協働で進める検討の場に」で朝市の問題を。

そして「乱開発を防ごう!二宮の緑と住環境をまもるために。」で二宮町百合が丘地区にある峠公園の隣の斜面地の宅地開発の問題を取り上げました。

また、しお風事務所の階下に作った「まちなか❤ほっとスポット」
も紹介しています。

手紙や電話、そしてまちなかで声かけしてくださり、様々なご意見やご感想、ご要望などを多数いただきました。ありがとうございます。

「カラー印刷で見やすくなった」「まちなか❤ほっとスポツトが良い」「タイトルの付け方が悪い」そして具体的な問題提起や提案もありました。

いただいたみなさまのご意見やご要望を活かし、活動と連動させながら次号を発行したいと思います。

「しお風」神保智子
  


2013年08月27日

湘南みかん青摘み体験新聞づくりを開催して

夏休み小学生親子体験学習「湘南みかん青摘み体験新聞づくり」を8月18日(日)、24日(土)に開催しました。




天気にも恵まれ、みかんの青摘み(摘果)や簡単クッキングを通して、参加者の小学生親子のみなさんに青摘みかんの魅力を伝えることができました。
新聞はどれも素晴らしくて、青摘みかんの魅力が参加者のみなさんの心に響いたのではないかと思います。

一緒に主催したASA二宮の竹原さん、ASA大磯の後藤さん、みかん畑の所有者脇さん、写真指導をしていただいた「湘南フォト・スズキ」の鈴木さん、料理指導をしていただいた「京の味圓山」の村上さん、新聞づくりの講師をしていただいた「朝日学生新聞社」の高橋さん、野菜を提供していただいた「自然農法ぽんぽこファーム」の中村さん、そして会場を提供していただいた「つぐみのおかコモンズ」の橋本さん他様々な人たちのご協力があって、素敵な催しを開催することができました。ありがとうございます。

今年で2年目、内容も充実し、今年は小学校の先生が新聞づくりに参加してくださり、学校の授業にも取り入れたいとお話もありました。
来年はもっと人の輪を広げ、湘南の生活文化として、みかんの魅力を広げていきたいと思います。

詳細はブログ「湘南♡風と星物語」の「湘南みかんだより」をご覧ください。
みかんの青摘み&簡単クッキング
http://kazehoshi.hama1.jp/e1038395.html" target="_blank">新聞づくり             
参加者のご意見・ご感想

「しお風」神保智子  


Posted by tomo at 21:47Comments(0)湘南みかんの魅力

2013年08月10日

夏を満喫!?

7月28日は二宮竹の里で流しそうめん。ここの流しそうめんは「ししおどし」まであって、実に楽しい。



8月3日は、平塚の大門通りでバーベキュー、そしてこの地域の盆踊りにも乱入。


今日8月10日久々に地域コミュニケーション紙「しお風」を発行しました。

8日は平塚、9日は大磯の公共施設やお店に「しお風」を置いていただくために、歩き回っていたら、すっかり顔と手が真っ黒に。

そして、今日10日里山再生活動で二宮竹の里の草刈り。

夜はイタリアンレストラン「ルスティカ」で家族ディナー。




毎日汗びっしょりかいて、旬の美味しいものも食べて夏満喫です。

先日草刈ボランティアをした東大果樹園跡地の梨、このまま熟して落下させてしまうのは惜しいな。


「しお風」神保智子  


2013年08月10日

8/18・24夏の自由研究に!青摘み体験新聞づくり

今年も青摘みかんの時期を迎えています。


青摘みかんの地域ブランド化と二宮名産のみかんで生活文化をまちなかで感じていただく「まちなか❤遊学文化づくり」の一環としてみかんの青摘み体験新聞づくりを行います。

昨年も開催したみかんの青摘み体験新聞づくり。好評で青摘みかんを利用した料理も紹介してほしいという要望にお応えして、青摘みかん簡単クッキングを加えさらに充実させて今年も8月18日(日)、24日(土)に開催いたします。

ぜひ、参加してください。お知り合いの小学生の保護者の方にお知らせくださるとありがたいです。

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Posted by tomo at 23:12Comments(0)湘南みかんの魅力

2013年08月10日

少しずつ整備中❤利用者も

まちなか❤ほっとスポットは屋外で気軽に休憩やおしゃべりができるように、しお風事務所階下の空き店舗前と駐車場の空きスペースを活用して、野草等の寄せ植え、テーブル、椅子などを設置。シャッターには、二宮の魅力を伝える写真パネルなどを掲示しています。


猛暑で毎日の水やりも大変ですが、シャツターに二宮の魅力を伝えるパネルを掲示するのに一苦労しました。
最初は両面テープで張ったけれど、朝の結露や雨の湿度ではがれてしまいました。

シャッタークラブの会長で、郷土誌にも詳しくて、未来に伝えたい写真展やwalkwalk地域探険ツアーにも協力していただいている善波さんに相談したら、磁石とフック、そしてダブルクリップでつるすのが一番簡単ではないかということでした。

強力回転フックで上を止め、パネルをダブルクリップではさみ、それをフックにつるし、パネルの下はステンレスのフックを反対にして支えたら、簡単に掲示ができました。


これなら、取り外しも簡単でシャツターのどこにでも利用できます。善波さん、ありがとうございます。

また、里山再生活動をしている磯川さんが切り出した木材で野草の台をたくさん作ってくれました。ここの整備を一緒にしている杉本さんが大きな石に猫の絵を描いてくれたので、その台に乗せてみたら、通りがかりの多数の人が「かわいい」と声かけしてくれます。


さらに、若者も時々立ち寄っておしゃべりしています。

思わぬところで、様々な人に「あそこいいね。楽しみに見ているよ」と声かけしていただけるようになりました。
まだまだ地域に浸透はしていませんが、少しずつ小さな人の輪が広がっているように思います。  


2013年08月09日

東大果樹園跡地に現存する建物紹介

東大二宮果樹園跡地は、二宮町の中心にある広大な土地で、二宮町の購入が2012(平成24)年3月議会で決定。
東京大学の土壌調査により一部汚染が認められため、東京大学による除染後2013年(平成25)年に二宮町が取得。
面積37,625.21㎡ 市街化調整区域 学校用地

東大二宮果樹園は、平成20年の閉園後は西東京市の田無キャンパスに合流し、跡地は二宮町が購入し、活用して行く予定です。 
  
建物も洋館や日本建築、ドーム、ケーブルカーの発着施設など様々な建築様式でとてもレトロな雰囲気で、大正、昭和初期の建物がこれだけ揃っているのは貴重なものだと思います。

外観はペンキがはがれていたりしていましたが、さすが東京帝国大学の施設で、14年放置されていたとは思えないほど躯体はきちんとしていました。

建物紹介の内容は二宮町が東大に問い合わせた結果として東京大学果樹園跡地活用等検討委員会に提出した資料を参照し、画像はまちづくり工房「しお風」で撮影したものです。生産物加工室内部の画像は検討委員の一人からいただいた画像です。

①管理舎 
1926(大正15)年11月竣工 木造1階建て 建物面積66㎡(延66㎡)
吾妻果樹園新設(後の二宮果樹園)当時からある観音開きのルーパー付の建築当時としてはモダンな建物であり、他の田無(現在西東京)を含む農場建物に見ることができない外観を持つ。



②肥料舎 
1921(大正10)年3月竣工 木造1階建て 建物面積33㎡(延33㎡)
園田幸吉男爵が建築し、園田武彦氏が家督相続したものを大正15年3月31日に25円で購入。当初は草萱であった。現存する建物で最も古く園田幸吉男爵が建築した唯一の建物であるが、老朽化が激しいので保存については要検討。


③学生宿舎
1934(昭和9)年3月竣工 木造2階建て 建物面積233㎡(延419㎡)
田無にある学生宿舎と全く同じ建物で田無よりも先に建てられていることから、建築年から当時の営繕課長であった内田祥三元総長の監修下で建てられた推定される。平成9年にトイレ改修等が施され、現在に至る。




④生産物加工室 
1935(昭和10)年10月竣工 木造1階建て 建物面積133㎡(延133㎡)
建築年から当時の営繕課長であった内田祥三元総長の監修下で建てられた推定される。越屋根付の2つの切妻がTの字型に配置されている他の田無(現在西東京)を含む農場建物に見ることのできない外観を持つ。ここで生産されていたイチジクの缶詰は宮中に献上され、昭和天皇の好物であった。




⑤収納舎 
1938(昭和13)年1月竣工 木造1階建て 建物面積59㎡(延59㎡)
建築年から当時の営繕課長であった内田祥三元総長の監修下で建てられた推定される。他の田無(現在西東京)を含む農場建物の典型的な様式である西洋建築の柱構造をもつ。

⑥門(門柱)
1934(昭和9)年12月竣工 鉄筋コンクリート造 
鉄筋コンクリート造石両開大扉付。田無(現在西東京)の農場本体の門柱よりも一回り大きく立派である。


⑦実験室
1938(昭和13)年2月竣工 木造1階建て 建物面積39㎡(延39㎡)

⑧温室
1967(昭和42)年3月竣工 鉄骨造1階建て 建物面積129㎡(延129㎡)


⑨第一号倉庫 
1931(昭和6)年10月竣工 木造1階建て 建物面積99㎡(延99㎡)

⑩第一号果物貯蔵庫 
1937(昭和12)年1月竣工 鉄骨造1階建て 建物面積8㎡(延8㎡)


⑪第二号果物貯蔵庫 
1937(昭和12)年1月竣工 木造1階建て 建物面積24㎡(延24㎡)


⑫堆肥舎
1937(昭和12)年10月竣工 木造1階建て 建物面積33㎡(延33㎡)


⑬薬剤散布ステーション 
1959(昭和34)年1月竣工 木造1階建て 建物面積14㎡(延14㎡)

⑭屋内作業場 
1981(昭和56)年1月竣工 鉄骨造1階建て 建物面積102㎡(延102㎡)


⑮外便所 
1988(昭和63)年3月竣工 鉄骨造1階建て 建物面積9㎡(延9㎡)


その他建物
◆ケーブルカー発着所


◆事務所    


◆農具置き場
   

◆薬品庫       


◆?








「しお風」神保智子


  


2013年08月09日

東大二宮果樹園の概要

東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場二宮果樹園は1926(大正15)年に開園し、2008 (平成20)年閉園までの82年間、果樹は主としてカキ、ブドウ、ナシ、モモ、スモモ、アンズ、ウメ、イチジク、ミカン類、ビワなど。そのほか和洋各種の野菜類、庭園花卉等の栽培試験、品種改良、採種などを行っていました。


昭和10年に吾妻村から二宮町になりましたが、それ以前は吾妻果樹園と呼ばれていました。
東京帝国大学ではこれまで土質が栽植に適さなかったり、果樹園が水害にあったりして適当な土地を探していたもので、東京の羽田空港に近い大田区六郷果樹園と入れ替わる形で設置されました。

早速、1925 (大正14)年、1926 (大正15)年、1930 (昭和5)年の3回にわたり、合計4.6ヘクタールの用地を購入、園田男爵別荘宅地跡(諏訪脇)、隣地の水田(栗谷前)を転換して果樹園を造成しました。

用地の購入にあたっては、当時東京に近く、しかもミカンの経済的栽培が可能であるという点が考慮されたとのことです。

沿革
1915(大正4)年~1923(大正12)年 園田幸吉男爵別荘と果樹園
園田幸吉男爵(横浜正金銀行頭取等を歴任)が持病悪化のため吾妻村(今の二
宮町)の中里諏訪脇に別荘と果樹園(梨)を造り、療養生活。関東大震災で建
物崩壊、逝去。

1926(大正15)年 東京帝国大学が取得、農学部附属農場果樹園を移転、
吾妻果樹園開設(みかんの経済的栽培が可能という理由)

2008(平成15) 年閉園

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