2008年05月31日
町のにぎわいは人と人との結びつきから




18日に参加した逗子コミュニティパークは、まちづくりの計画を作るために市が集めた検討メンバーの有志が、町の中に定期的に(年2回)人と人の出会いがあるヨーロッパのマルシェ(市場)のようなところで休日買い物をし、珈琲を飲みながらおしゃべりを楽しめる場所をつくってにぎわいを作ろうと始まりました。今回は7回目を迎え、神奈川大学生による配置計画やフランス人のアドバイスもあって、亀岡八幡宮が見事にマルシェに変身していました。各出店者のディスプレイも販売品もこだわっていて、面白かったのですが、調子に乗った私は昼間からワインを飲み、いろいろ食べたり、お土産を買ったりと散財してしまいました。




23日の大口通地区まちづくり協定・横浜市認定記念イベント横浜下町商店街復権サミットも大いに盛り上がり、会場に用意された席が足りず、慌ててイスが並べられ、議論が白熱して会場の終了時間を超過してしまうような状況でした。
パネリストで参加されたみなさんの商店街(戸越銀座銀六商店街、洪福寺松原商店街、六角橋商店街、大口商店街)は、商店街がどこも厳しい状況の中でにぎわいのある商店街として有名ですが、突出して素晴らしい素材があったわけではなく、地道な努力や核となる商店があって、それをうまく盛りたてながら、また地域住民や大学生等と一緒になってイベントをうまく利用し、商店街の個性を作り出しているように感じました。パネリストとなった各商店街の代表者はタイプ的には違う方々でしたが、みなさんの熱い想い、パワーを感じました。
逗子コミュニティパークは住民が呼びかけて、商店の方々と協働で、横浜下町商店街復権サミットのパネリストの商店街の方々は商店が呼びかけて、地域を巻き込んでにぎわいを作っています。町のにぎわいは、行政が主体となってつくるものでもなく、私たちがつくるものだと実感しました。商店も住民も想いがある人が呼びかけ人となって、様々な人と結びついて、その想いやパワーに連鎖していきながらにぎわいが出てくるように思います。この指とまれです。
Posted by tomo at 10:23│Comments(0)
│「しお風」取材
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。