2007年12月13日
議会放映否決、園試跡地20億買い取り、ごみ処理広域化復帰?





12月9日の総務建設経済委員会では、「二宮町議会のテレビ放映に関する陳情」は否決、「西湘海岸(仮称)の砂浜再生に向けての陳情」と「二宮町職員定数条例の一部を改正する条例」が全員賛成で採択。
「二宮町議会のテレビ放映に関する陳情」では私が傍聴してきた中では珍しく、議員間の中で議論がなされました。委員のみなさんは、議会のテレビ放映には賛成でしたが、その時期については一致を見ませんでした。根岸副委員長、城所委員、原委員は賛成、井上委員、西山宗一委員、二見委員は議会のルールづくり・放映方法等の十分な検討が必要、2010年の地デジ切り替え時を目標に時期早尚ということで反対、同数でしたので、杉崎委員長の反対判断で否決されました。
いくら昨年11月の選挙で議員が変わったとはいえ、2005年の議会改革検討委員会の案件になってから随分長い期間をかけて検討がなされてきたはずなので、具体的な反対理由、代替案を明らかにしてほしかったです。14日の本会議で最終決定がなされますが、反対討論の中では具体的に反対理由を示し、2010年に伸ばして、どのような方法を取ることが望ましいのか、傍聴者としてはぜひ伺いたいものです。
「西湘海岸(仮称)の砂浜再生に向けての陳情」の中では来年4月には、大磯・二宮海岸浸食対策協議会を立ち上げるために準備会を予定していることが明らかになりました。二宮町職員定数条例は他の地方公共団体に派遣された職員、休職している職員、育児休業をしている職員を任命権者が必要と認める限り、定数外とすることができる、その職員が復帰し、復職した場合は、新たな欠員が生じるまで定数外扱いできるという改正です。
今日12日の本会議の一般質問は、原議員の「園芸試験場跡地買い取りの全容を問う」と小笠原議員の「町のゴミ減量化50%目標の実現に向けて」を傍聴をしました。
園芸試験場跡地買い取りについては、20億円で買い取ることが内定し、それは防災公園として維持する予定で、今後の計画は庁内の検討委員会を立ち上げて策定するそうです。また、東大農学部跡地も買い上げの打診が来ていて、そちらも今後セットで検討するそうです。他の二宮町が持っている不動産については、小児病院跡地は山西地区の活性化として大切に活用、正泉寺跡地についての意向は明らかになりませんでした。
町のゴミ減量化については20地区から減量推進員を出すということで地区長に依頼中、平塚市・大磯町との広域化については、土地、場所の確保をしてから、広域化への復帰を図っていく予定だそうです。
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まちづくり工房「しお風」 神保智子
神奈川県中郡二宮町二宮1931-3
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Posted by tomo at 01:12│Comments(0)
│議会ウォッチング
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