2010年03月28日
生活文化の魅力を伝えて
地域の魅力や活気は、その地域に生活している人の営みに密接に関係しています。地域特有の風習、風物、風景などが生活文化を築き、それを時代が変化しても温故知新しながら継承して行くことが必要だと思っています。また、地域の商業・農業・漁業・工業なども大きく関係しています。このようなことを考えながら、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」を進めていきたいと思っています。
15日に五つ浦漁場沖でわかめや昆布を養殖している西山敏夫さんが実施している山西小学校の2年生にわかめの刈り取り体験「海の教室」や26日に12年ごとに実施される等覚院の寅年薬師如来御開帳の取材を行いました。ここには生活文化が息づいていました。









でも、西山さんは養殖を今春で終止符を打ってしまい、海岸でわかめや昆布を干す風景や子供たちが自然の恵みを知る体験も消えてしまいます。



また、寅年薬師如来の御開帳は、梅澤の等覚院(4月4日まで)だけでなく、中里、茶屋でも今実施されていますが、あまり知られていません。
行政などは、公共性からこのような分野に立ち入ることは難しいと思いますので、民間で生活文化を守り伝え、その魅力を伝えていくことが大切です。それは住民にとっても魅力的であり、地域への誇りや楽しみに通じ、それは地域外の人も魅了し、観光として地域に金銭的な潤いを与えます。住民も地域も地域の産業に従事する人も町外の人もみんなが喜ぶ仕掛けや仕組みを作ることができたらよいと思います。
「しお風」は情報紙やwalkwalkマップ、ブログ、未来に残したい風景展などで紹介していくとともに、walkwalk地域探検ツアーを企画して二宮の生活文化の魅力を伝えていきたいと思っています。
ちょうど「商い創造研究所」の松本大地さんからメールがきて「生活文化遺産の継承は活気ある街づくりの土台なのだ」という記事を拝見しました。何か運命が後押しているように感じました。
15日に五つ浦漁場沖でわかめや昆布を養殖している西山敏夫さんが実施している山西小学校の2年生にわかめの刈り取り体験「海の教室」や26日に12年ごとに実施される等覚院の寅年薬師如来御開帳の取材を行いました。ここには生活文化が息づいていました。
でも、西山さんは養殖を今春で終止符を打ってしまい、海岸でわかめや昆布を干す風景や子供たちが自然の恵みを知る体験も消えてしまいます。
また、寅年薬師如来の御開帳は、梅澤の等覚院(4月4日まで)だけでなく、中里、茶屋でも今実施されていますが、あまり知られていません。
行政などは、公共性からこのような分野に立ち入ることは難しいと思いますので、民間で生活文化を守り伝え、その魅力を伝えていくことが大切です。それは住民にとっても魅力的であり、地域への誇りや楽しみに通じ、それは地域外の人も魅了し、観光として地域に金銭的な潤いを与えます。住民も地域も地域の産業に従事する人も町外の人もみんなが喜ぶ仕掛けや仕組みを作ることができたらよいと思います。
「しお風」は情報紙やwalkwalkマップ、ブログ、未来に残したい風景展などで紹介していくとともに、walkwalk地域探検ツアーを企画して二宮の生活文化の魅力を伝えていきたいと思っています。
ちょうど「商い創造研究所」の松本大地さんからメールがきて「生活文化遺産の継承は活気ある街づくりの土台なのだ」という記事を拝見しました。何か運命が後押しているように感じました。
2010年03月14日
道標の設置
二宮ロータリークラブが「しお風」が作成した地域ブランドづくり「湘南・風と星物語」walkwalk(ワクワク)マップをもとに地域貢献事業として2年をかけて、吾妻山から川勾神社までの道標(9箇所)とマップの挿絵に道標の設置個所を落とした立て看板の設置にこぎつけました。



「しお風」は道標づくりのためのワークショップの開催とwalkwalk(ワクワク)マップの提供等を行いました。ワークショップの詳細はこちらをご覧ください。
このワークショップやその前の2月1日に開催したワークショップは都市プランナーの野口和雄さんにファシリテーターをお願いして、東海大学建築学科山崎研究室のみなさんにもご協力いただいて様々なアイデアや提案がなされました。また、walkwalk青少年探検隊の子どもたちとも川匂地区の地域探検を度々しました。
この経験やみなさんのアイデアや提案を生かすのはこれからです。この設置で終わりではなく、新たな動きにつなげていかなくちゃと思っています。
「しお風」は道標づくりのためのワークショップの開催とwalkwalk(ワクワク)マップの提供等を行いました。ワークショップの詳細はこちらをご覧ください。
このワークショップやその前の2月1日に開催したワークショップは都市プランナーの野口和雄さんにファシリテーターをお願いして、東海大学建築学科山崎研究室のみなさんにもご協力いただいて様々なアイデアや提案がなされました。また、walkwalk青少年探検隊の子どもたちとも川匂地区の地域探検を度々しました。
この経験やみなさんのアイデアや提案を生かすのはこれからです。この設置で終わりではなく、新たな動きにつなげていかなくちゃと思っています。
2010年02月28日
吾妻山を核としたまちづくり?
2月25日から二宮町議会3月議会の本会議が始まり、傍聴してきました。施設の幅広い利用促進及び効率的な施設運営を目的に、社会福祉センターと公民館が廃止され、町民センターと駅前町民会館として4月1日会館する計画だということを知りました。町民活動を活発にし、まちづくりへの町民参加を促進し、「住民一人ひとりが主役の協働のまちづくり」を進めるためだと思いますので、名称変更だけでなく、その運営がどのような考え方で具体的にどう変わって行くのか期待したいと思います。
また、3月議会は来年度の予算審議も行われますが、二宮町の活性化のための将来を見据えた挑戦を行うために、大型の建設事業に積極的に取り組み、163億57万2千円で今年度より17.8%の増を行う最大限の予算計上となるそうです。吾妻山を核として「おもてなしの心がある日帰り観光を楽しめるまち」に結びついた「二宮ブランド」の確立を行うようです。
吾妻山を核として「おもてなしの心がある日帰り観光を楽しめるまち」に結びついた地域ブランドづくりを進めることには大賛成ですので、具体的にどのような構想のもとにどのように進めて行くのか大変興味があります。「しお風」も吾妻山を核としたまちづくりを進めたいと3年前から地域探検や魅力発見ワークショップを行い、湘南邸園文化祭や相模湾アカデミー事業、神奈川県観光開発(素材)事業等を利用して、些細な事業ですけれど、walkwalkマップやガイドブックの発行、地域探検ツアー等を実施してきました。
吾妻山を核としたまちづくりには、二宮に立ち入ると吾妻山を感じ、その魅力を伝えることができることが必要だと思います。でも、ここ数年のうちに、駅から吾妻神社参道入り口までのアプローチは反対の方向に進んでいると思います。二宮小学校の擁壁、拡張された道路、8階建マンション等とその風情は失われているように思います。そして、ここでの住宅開発で竹林等が切り崩され、8階建マンションの隣の趣のある屋敷の庭の梅等が切り崩され、ブルドーザーで整地されていました。









悲しんでいるばかりではいけないと思います。まちづくりは住んでいる私たちの暮らしの在り様だと思います。みなさん、どう思いますか。どうしたらよいと思いますか。その辺のことも含めて、今回の議会をぜひ傍聴して、みなさんのご意見、ご感想をお寄せください
また、3月議会は来年度の予算審議も行われますが、二宮町の活性化のための将来を見据えた挑戦を行うために、大型の建設事業に積極的に取り組み、163億57万2千円で今年度より17.8%の増を行う最大限の予算計上となるそうです。吾妻山を核として「おもてなしの心がある日帰り観光を楽しめるまち」に結びついた「二宮ブランド」の確立を行うようです。
吾妻山を核として「おもてなしの心がある日帰り観光を楽しめるまち」に結びついた地域ブランドづくりを進めることには大賛成ですので、具体的にどのような構想のもとにどのように進めて行くのか大変興味があります。「しお風」も吾妻山を核としたまちづくりを進めたいと3年前から地域探検や魅力発見ワークショップを行い、湘南邸園文化祭や相模湾アカデミー事業、神奈川県観光開発(素材)事業等を利用して、些細な事業ですけれど、walkwalkマップやガイドブックの発行、地域探検ツアー等を実施してきました。
吾妻山を核としたまちづくりには、二宮に立ち入ると吾妻山を感じ、その魅力を伝えることができることが必要だと思います。でも、ここ数年のうちに、駅から吾妻神社参道入り口までのアプローチは反対の方向に進んでいると思います。二宮小学校の擁壁、拡張された道路、8階建マンション等とその風情は失われているように思います。そして、ここでの住宅開発で竹林等が切り崩され、8階建マンションの隣の趣のある屋敷の庭の梅等が切り崩され、ブルドーザーで整地されていました。
悲しんでいるばかりではいけないと思います。まちづくりは住んでいる私たちの暮らしの在り様だと思います。みなさん、どう思いますか。どうしたらよいと思いますか。その辺のことも含めて、今回の議会をぜひ傍聴して、みなさんのご意見、ご感想をお寄せください
2010年02月16日
真鶴町世界サミットへ
13日の朝、ASA二宮の竹原さんから「今日の朝日新聞見た。神保さんの催しによく来てくれていた人は真鶴町の景観担当の人だったよね。今度真鶴町が世界サミットに出るんだって。すごいね。同じ小さな町でもこんなすごいことになったのは、ずっと続けているからだよね。二宮だってやればできる。がんばろうよ。」という連絡がありました。
「本当にすごいな。そうだよ。あんなに地道に積み重ねてきたんだもの。私が地域探検して、町の魅力の掘り起こしを続けているのも真鶴町の卜部さんの話に感動したからだもの。」と、このニュースに感激していたら、真鶴町まちづくり課の卜部さんから次のメールが届きました。






***************************************************************************************
お世話になります。真鶴町まちづくり課の卜部です。
突然で恐縮でございますが、個人的にお世話になり、またご指導いただいている皆様に真鶴町よりニュースをお知らせします。
この度、2月23日24日、韓国ソウル市で開催される世界デザイン都市サミットに真鶴町が招待され、参加することになりました。当町の美の条例の取り組みが、「草の根デザイン実験都市」として評価され、取り組みを発表することになります。
デザインが人々の生活や経済成長に与える力について議論を交わし、ソウル宣言を締結する予定です。
テーマは下記の3つが予定されています。
①デザインと都市開発 ②デザインと経済成長 ③デザインと生活の質(Quality of life)
①ではなく、③のテーマで、美の条例の発表が求められており、真鶴町が参加する意義を感じております。
「小さな町の大きな実験」が招待された意味を、世界の都市、そして日本の各都市に伝えられる機会となるよう願っております。
参考に、記者発表資料及び関連記事を添付いたします。
今後とも、真鶴町へのご支援ご協力をお願い申し上げますとともに、引き続き、ご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。
***************************************************************************************
最近、とみに感じていること、「デザインと生活の質」なんです。「しお風」の事務所を改装する気になったのも、こういうことをビジュアルに表現して、みなさんに私の想いを伝えたかったからなんです。そして、このことは葛川秋の大収穫祭で知り合い、時々工房を勝手に訪れて、おしゃべりしてくる(仕事の邪魔をしてごめんなさい)手づくり家具職人の原さんとお話していても気づかされたのですが、二宮の魅力づくりはそんなに難しいことではないのかもしれません。
みんなが昔からあり伝えてきた建物やものの魅力に気付いて、一緒に少し手を加えればよいのかもしれません。
「しお風」事務所の改装をお願いしている岩本さんや原さんみたいな人がいるんだから、私ももう少しがんばろうっと。
「本当にすごいな。そうだよ。あんなに地道に積み重ねてきたんだもの。私が地域探検して、町の魅力の掘り起こしを続けているのも真鶴町の卜部さんの話に感動したからだもの。」と、このニュースに感激していたら、真鶴町まちづくり課の卜部さんから次のメールが届きました。






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お世話になります。真鶴町まちづくり課の卜部です。
突然で恐縮でございますが、個人的にお世話になり、またご指導いただいている皆様に真鶴町よりニュースをお知らせします。
この度、2月23日24日、韓国ソウル市で開催される世界デザイン都市サミットに真鶴町が招待され、参加することになりました。当町の美の条例の取り組みが、「草の根デザイン実験都市」として評価され、取り組みを発表することになります。
デザインが人々の生活や経済成長に与える力について議論を交わし、ソウル宣言を締結する予定です。
テーマは下記の3つが予定されています。
①デザインと都市開発 ②デザインと経済成長 ③デザインと生活の質(Quality of life)
①ではなく、③のテーマで、美の条例の発表が求められており、真鶴町が参加する意義を感じております。
「小さな町の大きな実験」が招待された意味を、世界の都市、そして日本の各都市に伝えられる機会となるよう願っております。
参考に、記者発表資料及び関連記事を添付いたします。
今後とも、真鶴町へのご支援ご協力をお願い申し上げますとともに、引き続き、ご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。
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最近、とみに感じていること、「デザインと生活の質」なんです。「しお風」の事務所を改装する気になったのも、こういうことをビジュアルに表現して、みなさんに私の想いを伝えたかったからなんです。そして、このことは葛川秋の大収穫祭で知り合い、時々工房を勝手に訪れて、おしゃべりしてくる(仕事の邪魔をしてごめんなさい)手づくり家具職人の原さんとお話していても気づかされたのですが、二宮の魅力づくりはそんなに難しいことではないのかもしれません。
みんなが昔からあり伝えてきた建物やものの魅力に気付いて、一緒に少し手を加えればよいのかもしれません。
「しお風」事務所の改装をお願いしている岩本さんや原さんみたいな人がいるんだから、私ももう少しがんばろうっと。
2010年01月23日
映画「いのちの作法」を見て
今日、記録映画「いのちの作法」~沢内「生命行政」を継ぐ者たち~をwalkwalk(ワクワク)青少年探検隊の星槎学園湘南校の高校生と一緒に見てきました。「しお風」の活動に託したまちづくりに対する想いがみなさんに伝わるように表現できなくて、悩やみ、苦しんでいたので、この映画が心に沁み入り、涙ぐんでしまいました。

今から50年前の昭和36年に、岩手県と秋田県の県境にある豪雪・貧困・多病多死に苦しんでいた旧沢内村(現在は合併して西和賀町)の深沢晟雄(ふかざわまさお)村長が、全国初の1歳未満と50歳以上の医療費を無料にしました。これは、人命格差をなくし、全ての村民たちが平等で豊な生活を享受できるために「生命行政」を実践し、住民が一体となって取り組んだものです。
合併した現在も、いのちを大切にするという「生命尊重の理念」を町是に掲げ、若い世代にも受け継がれています。まさにいのちの作法ですね。「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる」ことができるよう、高齢者や障害者、そして児童養護施設の子どもたちの生命に向きあいながら、人とのつながりを大切にし、地域に生きることを模索している姿に、本当に価値のあるもの、本来のまちづくりは何かを、この映画は伝えてくれています。
私は「町行政がやるようなことに手を出し、それを積極的にPRして、町政に対抗している」とか、「議員評価をして議会軽視している」とか、果ては「まちづくりではなく、まちこわしだ」と批判されることがあります。今日の映画を見て、「まちづくりは本来暮らしの中に息づいているところから始めなくてはいけない。私はまちづくりを住民に取り戻したい。他人を排除せず、人々がゆるやかにつながり、生き生きとした地域づくりを進めたい」とさらに実感しました。
この映画の中で紹介されていたように、地域の中に埋もれているものの掘り起こし、広報していくこと、子どもたちに寄り添うこと、共生・協働を語り合い、実践する場をつくること、ゆるやかなつながりをつくっていくことなど今私の中でぐるぐる渦巻いていてまだ具体的に表現できないまちづくりはこの映画の中に表現されていたように思います。
私は義父の透析の付き添いで週3日過ごしている中で多くの高齢者の方たちと接しますが、身体のつらさを訴えながらも新入りの義父や私への温かい思いやりにあふれています。人とのつながりの大切さ、人々の中に宿っているいのちの作法を感じます。
一緒に映画を見た高校生も「生きるって素晴らしいことですね。」と感動していました。食べるためにうさぎの皮をはぐシーンでは怖がっていましたが、相撲大会のシーンは面白がっていました。帰途には一緒に活動をしている松延先生と「子どもたちにとって体験は重要ですよね。地域の暮らしの中で学ぶことは大切で、今年はもっとそんな活動をしたいですね。」とwalkwalk(ワクワク)青少年探検隊の新たな試みを考えてワクワクしあっていました。

>※お詫び 昨夜発信した「しお風つうしんブログ」のリンクにミスがありました。申し訳ありません。再度ご確認いただき、「大漁!小田原丼展」にご来場ください。
今から50年前の昭和36年に、岩手県と秋田県の県境にある豪雪・貧困・多病多死に苦しんでいた旧沢内村(現在は合併して西和賀町)の深沢晟雄(ふかざわまさお)村長が、全国初の1歳未満と50歳以上の医療費を無料にしました。これは、人命格差をなくし、全ての村民たちが平等で豊な生活を享受できるために「生命行政」を実践し、住民が一体となって取り組んだものです。
合併した現在も、いのちを大切にするという「生命尊重の理念」を町是に掲げ、若い世代にも受け継がれています。まさにいのちの作法ですね。「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる」ことができるよう、高齢者や障害者、そして児童養護施設の子どもたちの生命に向きあいながら、人とのつながりを大切にし、地域に生きることを模索している姿に、本当に価値のあるもの、本来のまちづくりは何かを、この映画は伝えてくれています。
私は「町行政がやるようなことに手を出し、それを積極的にPRして、町政に対抗している」とか、「議員評価をして議会軽視している」とか、果ては「まちづくりではなく、まちこわしだ」と批判されることがあります。今日の映画を見て、「まちづくりは本来暮らしの中に息づいているところから始めなくてはいけない。私はまちづくりを住民に取り戻したい。他人を排除せず、人々がゆるやかにつながり、生き生きとした地域づくりを進めたい」とさらに実感しました。
この映画の中で紹介されていたように、地域の中に埋もれているものの掘り起こし、広報していくこと、子どもたちに寄り添うこと、共生・協働を語り合い、実践する場をつくること、ゆるやかなつながりをつくっていくことなど今私の中でぐるぐる渦巻いていてまだ具体的に表現できないまちづくりはこの映画の中に表現されていたように思います。
私は義父の透析の付き添いで週3日過ごしている中で多くの高齢者の方たちと接しますが、身体のつらさを訴えながらも新入りの義父や私への温かい思いやりにあふれています。人とのつながりの大切さ、人々の中に宿っているいのちの作法を感じます。
一緒に映画を見た高校生も「生きるって素晴らしいことですね。」と感動していました。食べるためにうさぎの皮をはぐシーンでは怖がっていましたが、相撲大会のシーンは面白がっていました。帰途には一緒に活動をしている松延先生と「子どもたちにとって体験は重要ですよね。地域の暮らしの中で学ぶことは大切で、今年はもっとそんな活動をしたいですね。」とwalkwalk(ワクワク)青少年探検隊の新たな試みを考えてワクワクしあっていました。
>※お詫び 昨夜発信した「しお風つうしんブログ」のリンクにミスがありました。申し訳ありません。再度ご確認いただき、「大漁!小田原丼展」にご来場ください。
2010年01月02日
地域探検は面白い
元旦は晴天。青い空に白い富士がくっきり浮かび上がっていました。早速カメラ片手に地域探検へと出かけました。コースは自宅の南側の丘をのぼり、富士見ヶ丘住宅地、秋葉神社、東京農大二宮柑橘園、海側に降りて、蘇峰堂、二宮駅、吾妻神社参道から吾妻山展望台、下って、正泉寺跡地、吉田五十八邸、知足寺です。
カメラ片手に地域探検をすると町の新たな発見や人とのコミュニケーションが広がります。写真撮影をしていると、日の出の美しさや面白い建物の説明を散歩している人たちが教えてくれました。みなさんも、ぜひ地域探検を始めてください。そして私に新たな発見を教えてください。特に二宮町内にお住まいの方はコメントを添えて写真を送ってくださると大変ありがたいです。未来に残したい風景展や二宮の魅力発見ワークショップを毎年開催したいので。
町は路地がやはり面白い。道を広げることが良いように思われがちですが、果たしてそうなのかといつも疑問に思っています。確かに防災上や利便性などで必要なこともあるでしょうが。路地は先に何があるかワクワクしますし、生活感が漂い、狭い空間の植栽が美しかったりします。町の魅力に路地、坂道は重要な要素だと思います。


富士見ヶ丘住宅地の坂道で様々な柑橘類がたわわに実をつけ、しだれているお宅を発見して、何だかうれしくなってしまいました。富士見ヶ丘はその名前のとおり、いたるところから富士が美しく見られました。私の生家も今の家もベランダから富士が良く見え、当たり前のように思っていますが、知人の中にはこの富士が美しく見えるので、二宮に居を構えたという人もいますので、二宮の魅力の一つなのだなと思います。








蘇峰堂付近の道は「かながわまちなみ100選」に指定されていますが、だいぶ古い邸宅がなくなり、新たに分譲されたりして雰囲気がだいぶ変わっていました。でも、新しい家も景観を乱すようなものなく、また違った美しい住宅地になっていました。何か見えない地域の力が働いているように感じました。そんなことを考えながら歩いていたら、青色のアパートがあり、ひどく幻滅しました。2階建てでしたが、やはり明度の問題でしょうか。蘇峰堂の賀龍梅は芽がついていないものもあり、瀕死の状態のようでした。どうしたらよいのでしょうか。








二宮駅から吾妻神社参道入り口までは、道路を広げてまったく情緒がなくなってしまいました。どうにかしたいですね。



吾妻山は菜の花が花盛りで、富士をバックにして素敵でした。青空の広がりも素晴らしくて、芝生に寝転んで見上げている人の気持ちがわかりました。下ったところの道祖神に鏡モチが備えてあって、またまたうれしくなってしまいました。二宮町は風のささやきもキレイ(こんな風に感じました。)で、水も豊で、温かい暮らしと出会える町なのを今回の地域探検でも感じました。それを魅力とするまちづくりを進められたらよいと思います。

















夜は、おせちをなんと30種類(続きを読むに掲載)も作ってしまった(京の味圓山のおせちも注文したのに)ので、夫のワイン仲間を呼んで新年会を開催しました。お土産にすき焼きやパンもみんなが持ってきてくれて、大いに盛り上がりました。おせちはプロの美味しさはもちろんですが、わたしのおせちもどのワインに合うかと結構よろこんでもらえました。



ところで、今年からしお風つうしんブログは毎日更新しようと思います。時々のぞいてください。
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カメラ片手に地域探検をすると町の新たな発見や人とのコミュニケーションが広がります。写真撮影をしていると、日の出の美しさや面白い建物の説明を散歩している人たちが教えてくれました。みなさんも、ぜひ地域探検を始めてください。そして私に新たな発見を教えてください。特に二宮町内にお住まいの方はコメントを添えて写真を送ってくださると大変ありがたいです。未来に残したい風景展や二宮の魅力発見ワークショップを毎年開催したいので。
町は路地がやはり面白い。道を広げることが良いように思われがちですが、果たしてそうなのかといつも疑問に思っています。確かに防災上や利便性などで必要なこともあるでしょうが。路地は先に何があるかワクワクしますし、生活感が漂い、狭い空間の植栽が美しかったりします。町の魅力に路地、坂道は重要な要素だと思います。
富士見ヶ丘住宅地の坂道で様々な柑橘類がたわわに実をつけ、しだれているお宅を発見して、何だかうれしくなってしまいました。富士見ヶ丘はその名前のとおり、いたるところから富士が美しく見られました。私の生家も今の家もベランダから富士が良く見え、当たり前のように思っていますが、知人の中にはこの富士が美しく見えるので、二宮に居を構えたという人もいますので、二宮の魅力の一つなのだなと思います。
蘇峰堂付近の道は「かながわまちなみ100選」に指定されていますが、だいぶ古い邸宅がなくなり、新たに分譲されたりして雰囲気がだいぶ変わっていました。でも、新しい家も景観を乱すようなものなく、また違った美しい住宅地になっていました。何か見えない地域の力が働いているように感じました。そんなことを考えながら歩いていたら、青色のアパートがあり、ひどく幻滅しました。2階建てでしたが、やはり明度の問題でしょうか。蘇峰堂の賀龍梅は芽がついていないものもあり、瀕死の状態のようでした。どうしたらよいのでしょうか。
二宮駅から吾妻神社参道入り口までは、道路を広げてまったく情緒がなくなってしまいました。どうにかしたいですね。
吾妻山は菜の花が花盛りで、富士をバックにして素敵でした。青空の広がりも素晴らしくて、芝生に寝転んで見上げている人の気持ちがわかりました。下ったところの道祖神に鏡モチが備えてあって、またまたうれしくなってしまいました。二宮町は風のささやきもキレイ(こんな風に感じました。)で、水も豊で、温かい暮らしと出会える町なのを今回の地域探検でも感じました。それを魅力とするまちづくりを進められたらよいと思います。
夜は、おせちをなんと30種類(続きを読むに掲載)も作ってしまった(京の味圓山のおせちも注文したのに)ので、夫のワイン仲間を呼んで新年会を開催しました。お土産にすき焼きやパンもみんなが持ってきてくれて、大いに盛り上がりました。おせちはプロの美味しさはもちろんですが、わたしのおせちもどのワインに合うかと結構よろこんでもらえました。
ところで、今年からしお風つうしんブログは毎日更新しようと思います。時々のぞいてください。
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2009年12月08日
個人の暮らしがまちの魅力に
魅力あるまちづくりは行政や公的機関が行うべきだと思っている人がいます。果たしてそうでしょうか。私はこのようなことに行政や公的機関が主導することに疑問を持っています。
町並みの美しさ、活気、人とのふれあいは、そこで暮らしている人たちの家々や営みに負っていることが大きいのです。個人に負っていることが大きいのです。行政や公的機関はその立場上、個々への柔軟な対応や冒険的なことは難しいと思います。

私たちの暮らしがまちの魅力や賑わいに密接に関わっているのです。「しお風」は、walkwalk地域探検ツアー、ワークショップ、未来に残したい風景展を11月28日、12月5日、6日に開催しました。その中でさらにそのことを強く感じましたし、参加された方々も強く感じたと思います。みなさん、二宮の魅力、そこで暮らしている方々の想いに感動されていました。










講師をお願いした川廷昌弘さんはブログ(2009年11月28日・2010年12月5日)にこのように掲載しています。
町の景観とは個人の資産である家々が形成しているという事でもあり、私たち自身が町の景観を支えているという事でもあります。湘南の資産を残すという事は、そんな個人の生活の積み重ねであると言う事が、ただ何となく町を歩くのではなくて、カメラを片手に歩くと見えてきます。
大切な邸宅を建築の精神に合った生活をする事で守っている方、地域の産業としてこれからも魅力を維持するために日々格闘されている方、そんな積み重ねが二宮町の景観を形成していました。
渡邊落花生店は、美味しい落花生を追求するためにあえて手剝きで、モーターは竹等でできている昔から使ってきた機械やベルト、ふるい等を使っていること、ヤマニ醤油醸造所で天保時代からの樽に醤油を寝かせていること、旧山川秀峰・方夫邸は、その雰囲気を損なうことなく、暮らし続けている添田さん、本当にまちの魅力を作り出し、それが町の資産になっていると思いました。
「しお風」はこうした魅力を発見し、その想いを伝えていくことが使命の一つだと思っています。特にwalkwalk青少年探検隊の子どもたちの感性を生かしながら、実施していきます。
みなさんも、ぜひカメラ片手に町歩きをしてみてはいかがでしょうか。また、自分の日々の暮らしの積み重ねが町の魅力を作っているということを再認識してみてください。私もまずは自分の暮らしを見直し、忙しさのせいにして、物置と化した散らかし放題の事務所や荒れた庭を少しずつ変えるところから、始めてみます。
町並みの美しさ、活気、人とのふれあいは、そこで暮らしている人たちの家々や営みに負っていることが大きいのです。個人に負っていることが大きいのです。行政や公的機関はその立場上、個々への柔軟な対応や冒険的なことは難しいと思います。
私たちの暮らしがまちの魅力や賑わいに密接に関わっているのです。「しお風」は、walkwalk地域探検ツアー、ワークショップ、未来に残したい風景展を11月28日、12月5日、6日に開催しました。その中でさらにそのことを強く感じましたし、参加された方々も強く感じたと思います。みなさん、二宮の魅力、そこで暮らしている方々の想いに感動されていました。
講師をお願いした川廷昌弘さんはブログ(2009年11月28日・2010年12月5日)にこのように掲載しています。
町の景観とは個人の資産である家々が形成しているという事でもあり、私たち自身が町の景観を支えているという事でもあります。湘南の資産を残すという事は、そんな個人の生活の積み重ねであると言う事が、ただ何となく町を歩くのではなくて、カメラを片手に歩くと見えてきます。
大切な邸宅を建築の精神に合った生活をする事で守っている方、地域の産業としてこれからも魅力を維持するために日々格闘されている方、そんな積み重ねが二宮町の景観を形成していました。
渡邊落花生店は、美味しい落花生を追求するためにあえて手剝きで、モーターは竹等でできている昔から使ってきた機械やベルト、ふるい等を使っていること、ヤマニ醤油醸造所で天保時代からの樽に醤油を寝かせていること、旧山川秀峰・方夫邸は、その雰囲気を損なうことなく、暮らし続けている添田さん、本当にまちの魅力を作り出し、それが町の資産になっていると思いました。
「しお風」はこうした魅力を発見し、その想いを伝えていくことが使命の一つだと思っています。特にwalkwalk青少年探検隊の子どもたちの感性を生かしながら、実施していきます。
みなさんも、ぜひカメラ片手に町歩きをしてみてはいかがでしょうか。また、自分の日々の暮らしの積み重ねが町の魅力を作っているということを再認識してみてください。私もまずは自分の暮らしを見直し、忙しさのせいにして、物置と化した散らかし放題の事務所や荒れた庭を少しずつ変えるところから、始めてみます。
2009年10月02日
景観は財産
広島地裁が「鞆の浦埋め立て差し止め」という画期的な判決をだしたことがマスコミで大きく報道されています。広島県と福山市が進める鞆の浦の埋め立て・架橋計画をめぐり、埋め立ての免許の差し止めたのです。鞆の浦の景観について美しさを揃えているだけでなく、文化的、歴史的な価値があり、「国民の財産ともいうべき公益」と指摘していました。
映画「崖の上のポニョ」の舞台とされ、宮崎駿監督が判決後の記者会見に出ていました。「公共工事で劇的に変わるという幻想や錯覚をふりまくのはもうやめた方がよい。日本全体が落ち着いた住みやすい場所になるように考えなければならない。」と言っていました。本当にそう思います。
鞆の浦から始まって、全国に景観保護の動きが広がってほしい。みんなが魅力あるまちづくりを考えてほしい。二宮町でも景観について議論を深めてほしいと思います。以前から「しお風」は主張しているように景観は決して主観ではないし、町の活性化を妨げるものでなく、当座の利便性にとらわれるのではなく、物語性のある町の魅力づくりを進めたいと考えます。二宮町は相模湾に接するまちで唯一景観行政団体になっていません。みんなで景観、町の魅力について考えましょう。
夏休みの一色地区魅力発見ワークショップで中学生が魅力を感じて撮影した棚田

映画「崖の上のポニョ」の舞台とされ、宮崎駿監督が判決後の記者会見に出ていました。「公共工事で劇的に変わるという幻想や錯覚をふりまくのはもうやめた方がよい。日本全体が落ち着いた住みやすい場所になるように考えなければならない。」と言っていました。本当にそう思います。
鞆の浦から始まって、全国に景観保護の動きが広がってほしい。みんなが魅力あるまちづくりを考えてほしい。二宮町でも景観について議論を深めてほしいと思います。以前から「しお風」は主張しているように景観は決して主観ではないし、町の活性化を妨げるものでなく、当座の利便性にとらわれるのではなく、物語性のある町の魅力づくりを進めたいと考えます。二宮町は相模湾に接するまちで唯一景観行政団体になっていません。みんなで景観、町の魅力について考えましょう。


2009年08月13日
七夕おもてなしの会を開催して
8月8日(日)に「七夕おもてなしの会」をふるさとの家で開催しました。昼の部も夜の部も定員を超える参加者があり、盛り上がりました。
昼の部は、一色地区の地域探検、流しそうめんや雑穀料理、昔五つ浦漁場付近で行われていた非常に珍しい七夕行事を題材にした七夕遊びと盛りだくさん。子どもたちは、地域探検では里山再生事業のひまわり畑でつみとり、ふるさとの家での流しそうめんに大喜びで、また雑穀料理も楽しんでいました。取れたてのきゅうりやトマトを水で冷やしてそのまま食べるように置いておいたら、あっという間になくなってしまいました。









暑い中での盛りだくさんな内容でしたが、子どもたちもボランティアスタッフの中・高校生もふるさとの家の中で昼寝したいなどと、この場所を大いに楽しんでいました。摘果みかんを自分で絞って、みかんの花のハチミツでつくるミカネードも喜んでいました。そして、ふるさとの家という古い農家での開催、さらに流しそうめん、七夕のしつらいがしてあるということで、オーストラリアから来日された方も7名参加し、大いに喜んでいただけました。




夜の部は、七夕の幽玄な雰囲気をしつらいや料理で表現でき、七夕にちなんだお話も非常に面白くて、参加者のみなさん、そして主催したメンバーも感動を味わうことができました。七夕のお話と相まった、しつらい、料理、お酒、メンバーのもてなし方、そしてこの催しのための情報紙の評価はアンケート結果からも非常に高く、みんなで力を合わせれば、それほどお金をかけないで、人々に感動、共感を呼び起こすことができるし、これは二宮の大きな魅力、財産につながると思いました。参加者のみなさんの感想を続きを読むに掲載しましたので、ご覧ください。






七夕行事が、人々の食や暮らしと結びついて行われてきたことを伝え、今の食や暮らしを見直しながら、一色地区の特徴である農業・商業・里山が共存する魅力を伝えることができたかなと思います。
このような催しができたのも、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」のメンバーであるみんなと多くの協力者のおかげです。会席料理を作った「京の味圓山」の村上さん、箱膳としつらいをデザインした「日和」の岩本さん、美味しい無農薬野菜をつくつた「自然農法ぽんぽこファーム」の中村さん、「有機農園つ・む・ぎ」の井上さん、美味しい日本酒を用意した「Bon蔵ウチヤマ」の内山さん、給仕をしていただいた「カフェアイラナ」の島村さん、加藤さん、ありががとうございます。メンバーの紹介はブログ「湘南♡風と星物語」にしていますので、こちらをご覧ください。
また、摘果みかんの持っている有用性は素晴らしく、様々な料理に使えるし、摘果みかんとみかんハチミツでつくったミカネードは商品性をもっているのを実感しました。これは期間限定で品良く売り出したい資源だと思いましたし、摘果体験もかなり面白いので、一連の組み合わせで、面白いツアー企画ができると思いました。
七夕会席料理は、どれもすばらしかったけれど、「七夕星くずゼリー寄せ」は召し上がった人に感動を与えるほど、すばらしかったです。召し上がることのできなかったみなさんに、別の機会に味わうことができるようにしたいと思っています。



なお、情報紙は残部がありますので、ご希望される方はご連絡ください。 続きを読む
昼の部は、一色地区の地域探検、流しそうめんや雑穀料理、昔五つ浦漁場付近で行われていた非常に珍しい七夕行事を題材にした七夕遊びと盛りだくさん。子どもたちは、地域探検では里山再生事業のひまわり畑でつみとり、ふるさとの家での流しそうめんに大喜びで、また雑穀料理も楽しんでいました。取れたてのきゅうりやトマトを水で冷やしてそのまま食べるように置いておいたら、あっという間になくなってしまいました。
暑い中での盛りだくさんな内容でしたが、子どもたちもボランティアスタッフの中・高校生もふるさとの家の中で昼寝したいなどと、この場所を大いに楽しんでいました。摘果みかんを自分で絞って、みかんの花のハチミツでつくるミカネードも喜んでいました。そして、ふるさとの家という古い農家での開催、さらに流しそうめん、七夕のしつらいがしてあるということで、オーストラリアから来日された方も7名参加し、大いに喜んでいただけました。
夜の部は、七夕の幽玄な雰囲気をしつらいや料理で表現でき、七夕にちなんだお話も非常に面白くて、参加者のみなさん、そして主催したメンバーも感動を味わうことができました。七夕のお話と相まった、しつらい、料理、お酒、メンバーのもてなし方、そしてこの催しのための情報紙の評価はアンケート結果からも非常に高く、みんなで力を合わせれば、それほどお金をかけないで、人々に感動、共感を呼び起こすことができるし、これは二宮の大きな魅力、財産につながると思いました。参加者のみなさんの感想を続きを読むに掲載しましたので、ご覧ください。
七夕行事が、人々の食や暮らしと結びついて行われてきたことを伝え、今の食や暮らしを見直しながら、一色地区の特徴である農業・商業・里山が共存する魅力を伝えることができたかなと思います。
このような催しができたのも、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」のメンバーであるみんなと多くの協力者のおかげです。会席料理を作った「京の味圓山」の村上さん、箱膳としつらいをデザインした「日和」の岩本さん、美味しい無農薬野菜をつくつた「自然農法ぽんぽこファーム」の中村さん、「有機農園つ・む・ぎ」の井上さん、美味しい日本酒を用意した「Bon蔵ウチヤマ」の内山さん、給仕をしていただいた「カフェアイラナ」の島村さん、加藤さん、ありががとうございます。メンバーの紹介はブログ「湘南♡風と星物語」にしていますので、こちらをご覧ください。
また、摘果みかんの持っている有用性は素晴らしく、様々な料理に使えるし、摘果みかんとみかんハチミツでつくったミカネードは商品性をもっているのを実感しました。これは期間限定で品良く売り出したい資源だと思いましたし、摘果体験もかなり面白いので、一連の組み合わせで、面白いツアー企画ができると思いました。
七夕会席料理は、どれもすばらしかったけれど、「七夕星くずゼリー寄せ」は召し上がった人に感動を与えるほど、すばらしかったです。召し上がることのできなかったみなさんに、別の機会に味わうことができるようにしたいと思っています。
なお、情報紙は残部がありますので、ご希望される方はご連絡ください。 続きを読む
2009年08月03日
物語性のあるまちづくり
物語性のあるまちづくりをしたいと思っています。みなさんに具体的にわかりやすく説明できなくて、ふがいない私です。例えば、吾妻山、そこにはオトタチバナヒメの愛の物語や長年二宮の人たちが守り語り続けてきた里山などの物語性があると思います。それを絵にして町の中で展開するのではなく、駅に降り立つと吾妻山が広がり、町中でも様々な所で吾妻山が見え隠れし、お店には吾妻山を題材にした商品がさりげなく置いてある。吾妻山の自然の美しさを象徴するように、そこに行く通りには美しい花や緑が植栽されている。吾妻山の信仰を感じさせる参道周辺の町並みなどそこにいると住民が吾妻山を愛していることが自然とわかるまちづくりを進めたいと思っています。



8月8日に開催する七夕おもてなし会も一色の魅力を伝え、その魅力を守る活動に少しでもつなげられたらと思っています。みなさんのご協力で参加者も集まり、準備も進んでいます。昼の部の地域探検コースを検討してくれた橘川先生、流しそうめんの仕掛けを竹で作ってくれる新栄託建の熊久保さん、地元の食材をとりいれながら雑穀料理を作ってくれるTさん、Yさん、6月に出産したばかりなのに手伝ってくれているOさん、それに私とは面識がなかったのに、協力を申し出てくださったTさん。
夜の部のメンバーの意向を酌みながら創作してくれている「京の味圓山」、箱膳をつくってくれていて、当日のディプレイを検討してくれた「日和」、全国品評会金賞受賞のお酒を用意してくれる「Bon蔵ウチヤマ」給仕をしてくれる「カフェアイラナ」の奥さん、kさん、そして、昼、夜の部で使う無農薬野菜を用意する「自然農法ぽんぽこファーム」「有機農園つ・む・ぎ」、無農薬摘果みかんを試作から始まって度々取らせてもらう「星槎グループ」。当日の送迎をしてくれる「ASA二宮」、昼の部のボランティアをしてくれる「walkwalk青少年探検隊」の星槎学園湘南校の高校生、平塚から参加してくれる中学生と。みんな物語性に共感してくれての参加だと思います。
そんな物語性のあるまちづくりについて、明日3日10:07~10:23まで湘南ナパサで生出演で放送されます。耳を傾けてみてください。




夜の部のメンバーの意向を酌みながら創作してくれている「京の味圓山」、箱膳をつくってくれていて、当日のディプレイを検討してくれた「日和」、全国品評会金賞受賞のお酒を用意してくれる「Bon蔵ウチヤマ」給仕をしてくれる「カフェアイラナ」の奥さん、kさん、そして、昼、夜の部で使う無農薬野菜を用意する「自然農法ぽんぽこファーム」「有機農園つ・む・ぎ」、無農薬摘果みかんを試作から始まって度々取らせてもらう「星槎グループ」。当日の送迎をしてくれる「ASA二宮」、昼の部のボランティアをしてくれる「walkwalk青少年探検隊」の星槎学園湘南校の高校生、平塚から参加してくれる中学生と。みんな物語性に共感してくれての参加だと思います。
そんな物語性のあるまちづくりについて、明日3日10:07~10:23まで湘南ナパサで生出演で放送されます。耳を傾けてみてください。
2009年06月06日
物語性のあるまちづくり
物語性のあるまちづくりを進められたらと思って、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」に取り組んでいます。「『物語性のあるまちづくり』って何だ?また神保はわけのわからないことを言っている。」と思う人もいるでしょう。その場に降り立つとそのまちづくりの想い、まちづくりの方向性がわかったり、その商品やサービスからまちづくりの想いが伝わってくるものなどです。
たとえば、以前に環境づくりフォーラムで笠松町長をお招きした上勝町。ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)政策や葉っぱビジネスの彩産業で有名で、町の想いが表れたまちづくりを進めています。
私が大好きで食卓に欠かせない冨士玄米黒酢。美味しい酢をつくるために、過疎化の進む里山文化、棚田を守って米作りを進めています。この冨士玄米黒酢は、Bon蔵で購入していますが、物語性のあるお酒づくりへの想いにあふれているお店です。
私は、二宮町のまちづくりに吾妻山は核となると思っています。それは単に吾妻山に集客するための整備を進めるまちづくりではなく、吾妻山の物語性が町の中で感じられ、その雰囲気の良さが郷土愛を呼び起こし、集客を進めるまちづくりを進めなくてはいけないと思っています。道標づくりのワークショップを開催して、本当は道標を設置しなくても、建築物や植栽、道自体などが自然と目標物となって辿っていけるまちづくりをしなくてはいけないのだと教えられました。
二宮駅から吾妻神社入り口の登り口までを歩いた時に、道路は拡張されたけれど、二宮小学校と道路の境が植栽からコンクリートの擁壁に、情緒のない歩道、美しい住宅景を損なうマンションなどに失望しました。







でも、失望しているだけでは駄目で、些細なことからでも始めなくては思っています。
たとえば、以前に環境づくりフォーラムで笠松町長をお招きした上勝町。ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)政策や葉っぱビジネスの彩産業で有名で、町の想いが表れたまちづくりを進めています。
私が大好きで食卓に欠かせない冨士玄米黒酢。美味しい酢をつくるために、過疎化の進む里山文化、棚田を守って米作りを進めています。この冨士玄米黒酢は、Bon蔵で購入していますが、物語性のあるお酒づくりへの想いにあふれているお店です。
私は、二宮町のまちづくりに吾妻山は核となると思っています。それは単に吾妻山に集客するための整備を進めるまちづくりではなく、吾妻山の物語性が町の中で感じられ、その雰囲気の良さが郷土愛を呼び起こし、集客を進めるまちづくりを進めなくてはいけないと思っています。道標づくりのワークショップを開催して、本当は道標を設置しなくても、建築物や植栽、道自体などが自然と目標物となって辿っていけるまちづくりをしなくてはいけないのだと教えられました。
二宮駅から吾妻神社入り口の登り口までを歩いた時に、道路は拡張されたけれど、二宮小学校と道路の境が植栽からコンクリートの擁壁に、情緒のない歩道、美しい住宅景を損なうマンションなどに失望しました。







でも、失望しているだけでは駄目で、些細なことからでも始めなくては思っています。
2009年05月20日
道標づくりワークショップ
道標づくりのワークショップを16日に開催しました。このワークショップは、二宮ロータリークラブと共催で、都市プランナー野口和雄さんを迎え、吾妻山ふもとから川勾神社までのコースを歩いて巡り、地形、地域の歴史、伝承等を参考にしながら道標をどこにどのようにつくるか、その周辺どのように整備すれば魅力的な街づくりができるかを現地で検討する試みを行いました。
私は絶不調でしたが、参加していただいたみなさんのおかげで、本当に良いワークシヨップとなりました。東海大学建築学科の山崎教授と一緒に参加していただいた大学院生や大学生が提案は、今後の展開の大きな参考になりましたし、ひょっとしたら私は片想いではなくなるかもしれないと思えました。(詳細はブログの続きを読むをぜひご覧ください。)
また、walkwalk青少年探検隊の星槎学園湘南校高等部の純加ちゃんの感性は、卒業した澪ちゃんと同じように素晴らしく、私も負けないように感性と実行力を研ぎ澄ましたいと思いました。

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私は絶不調でしたが、参加していただいたみなさんのおかげで、本当に良いワークシヨップとなりました。東海大学建築学科の山崎教授と一緒に参加していただいた大学院生や大学生が提案は、今後の展開の大きな参考になりましたし、ひょっとしたら私は片想いではなくなるかもしれないと思えました。(詳細はブログの続きを読むをぜひご覧ください。)
また、walkwalk青少年探検隊の星槎学園湘南校高等部の純加ちゃんの感性は、卒業した澪ちゃんと同じように素晴らしく、私も負けないように感性と実行力を研ぎ澄ましたいと思いました。


2009年05月01日
子育てに想う
「しお風」の中で子育てについて特集したこともありますが、私自身娘が成人し、もともと子育てらしいことをあまりしてきませんでした。たいして大変ではなかったと思いますが、仕事と子育ての両立でかなり悩みました。
今、二宮には産院がなくなってしまい、これから出産を考えている若い人たちは不安や悩みを抱えていることと思います。私の友人(娘の方が親しいのですが)が先日第2子を出産しました。二宮に産院がないので、隣市の産院で検診していました。夜に兆候があり、友人の夫は仕事で遅く帰宅していなかったので、私と娘はとりあえずお宅に伺い、子どもと遊びながら、入院準備をして、タクシーを手配し、私が産院に同行し、娘は子どもを私の家に連れ帰り面倒をみることにしました。
産院に子どもは同行できませんでした。もし、友人の夫が帰宅していても子どもは誰かに預けるか、一人で産院に行くかだったと思います。あまり気がきかない私ですから、ただ荷物を持って一緒に同行し、ベッドの横に座っていただけでしたが、今回様々なことが妊娠中に懸念されていたので、友人は心強かったととても感謝されました。
子どもも夜は泣いてしまいましたが、私の家で寝て、次の朝早くに迎えにきた父親について元気に帰宅しました。
核家族化で、近隣に親しい人がいなくて、ましてや夫が仕事で不在がちな乳幼児の母親にとって、子育ては労力的にも精神的にも大変なことだと思います。日常の中で、そんな母親を理解し少しでもサポートできる近隣関係ができているとよいなと思います。二宮にあるセラビ助産院さんが以前に「自分たちの専門性と様々な地域活動グループが連携すると子育ての視点から様々なまちづくりができるのではないか」と語っていたことが心に残っています。


今、二宮には産院がなくなってしまい、これから出産を考えている若い人たちは不安や悩みを抱えていることと思います。私の友人(娘の方が親しいのですが)が先日第2子を出産しました。二宮に産院がないので、隣市の産院で検診していました。夜に兆候があり、友人の夫は仕事で遅く帰宅していなかったので、私と娘はとりあえずお宅に伺い、子どもと遊びながら、入院準備をして、タクシーを手配し、私が産院に同行し、娘は子どもを私の家に連れ帰り面倒をみることにしました。
産院に子どもは同行できませんでした。もし、友人の夫が帰宅していても子どもは誰かに預けるか、一人で産院に行くかだったと思います。あまり気がきかない私ですから、ただ荷物を持って一緒に同行し、ベッドの横に座っていただけでしたが、今回様々なことが妊娠中に懸念されていたので、友人は心強かったととても感謝されました。
子どもも夜は泣いてしまいましたが、私の家で寝て、次の朝早くに迎えにきた父親について元気に帰宅しました。
核家族化で、近隣に親しい人がいなくて、ましてや夫が仕事で不在がちな乳幼児の母親にとって、子育ては労力的にも精神的にも大変なことだと思います。日常の中で、そんな母親を理解し少しでもサポートできる近隣関係ができているとよいなと思います。二宮にあるセラビ助産院さんが以前に「自分たちの専門性と様々な地域活動グループが連携すると子育ての視点から様々なまちづくりができるのではないか」と語っていたことが心に残っています。


2009年04月04日
伝える大切さ
今、二宮の魅力づくりを進めようと地域探険を行い、隠れた地域資源を掘り起こし、それを未来に残したい風景展や二宮の魅力発見ワークショップを開催する活動、散策コースにして、walkwalkマップに落とし、walkwalk地域探険ツアーを企画し、その内容をガイドブックで紹介するという活動、地域探険で知った伝承等をモチーフに「しつらい」という形で商品等の展示販売を行う活動を地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」として進めています。
この活動を通して伝える大切さをつくづく実感しています。私たちが魅力と感じることは、人知れずにそのことを大切に思い、伝えてきたことにあります。walkwalk地域探険ツアーの中で戦時下の二宮を記録する会の人が二宮駅ホームの屋根に機銃掃射跡が残っているのは、その部分の屋根だけが形状が違うので、改修時に機銃掃射跡を残すためにそのままにしたのではないかと説明していたことが強く印象に残りました。
吉田屋さんの近代商家建築を残すために2階は改修時にそのまま残しているし、旧山川邸も現在お住いの方が吉田五十八の設計と言われている建築物と山川文学を大切に思い、できるだけ手を入れずに現在まで残しているし、ヤマニ醤油さんや渡邊落花生店さんの建物や機械等もそうです。もちろん吾妻山や寺社等も。
この想いをまちづくりに生かし伝えていけたら、それで二宮の魅力づくりを進められたらと思っています。私は伝えることが下手で、誤解や軋轢が生じてしまうこともありますが、諦めずに少しでも前に進んでいきたいと思います。
この活動を通して伝える大切さをつくづく実感しています。私たちが魅力と感じることは、人知れずにそのことを大切に思い、伝えてきたことにあります。walkwalk地域探険ツアーの中で戦時下の二宮を記録する会の人が二宮駅ホームの屋根に機銃掃射跡が残っているのは、その部分の屋根だけが形状が違うので、改修時に機銃掃射跡を残すためにそのままにしたのではないかと説明していたことが強く印象に残りました。
吉田屋さんの近代商家建築を残すために2階は改修時にそのまま残しているし、旧山川邸も現在お住いの方が吉田五十八の設計と言われている建築物と山川文学を大切に思い、できるだけ手を入れずに現在まで残しているし、ヤマニ醤油さんや渡邊落花生店さんの建物や機械等もそうです。もちろん吾妻山や寺社等も。
この想いをまちづくりに生かし伝えていけたら、それで二宮の魅力づくりを進められたらと思っています。私は伝えることが下手で、誤解や軋轢が生じてしまうこともありますが、諦めずに少しでも前に進んでいきたいと思います。

2009年01月01日
今年の抱負
「しお風」で今年はこんなことがしたいと思っています。
1 協働をテーマに参加型で目に見える形でまちづくりを実践今までも「しお風」は住民が主役の協働のまちづくりをテーマにしてきましたが、今年はもっと強力に打ち出して、メールマガジン「しお風つうしん」で協働についての町民参加のしくみや議会のあり方など議論をみなさんと深め、地域コミュニケーション紙「しお風」にいただいた内容を掲載する欄を新設するとともに、特集も組みたいと思います。
また、道標づくりなどのワークショップ、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」の催しで街の中に住民が見える形でまちづくりを実践していきながら、町民主体で行うまちづくりの模索もしたいと思います。
2 まちの隠れた魅力を強力にPR
walkwalkマップやwalkwalk地域探険ガイドブック、朝市情報誌、収穫祭情報誌を発行して、あまり知られていない魅力ある資源やがんばっているお店などを強力にPRしていきたいと思います。
また、未来に残したい風景展や物産展を開催しながら、町の魅力をPRして、この魅力を十分に引き出すために必要なことは何かをみなさんと一緒に考えられたらよいと思います。
3 「しお風」の収入源を模索し、組織と拠点づくり
PR誌の作成や企画等で「しお風」の収入源を得る道を模索して、NPO法人等の組織や拠点づくりを行える方法をこの一年で模索したいと思います。
このブログは、湘南の二宮町でまちづくり情報誌の発行や地域イベント、地域ブランドづくり等を進めているまちづくり工房「しお風」が記載しています。活動はこちらをご覧ください。
1 協働をテーマに参加型で目に見える形でまちづくりを実践今までも「しお風」は住民が主役の協働のまちづくりをテーマにしてきましたが、今年はもっと強力に打ち出して、メールマガジン「しお風つうしん」で協働についての町民参加のしくみや議会のあり方など議論をみなさんと深め、地域コミュニケーション紙「しお風」にいただいた内容を掲載する欄を新設するとともに、特集も組みたいと思います。
また、道標づくりなどのワークショップ、地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」の催しで街の中に住民が見える形でまちづくりを実践していきながら、町民主体で行うまちづくりの模索もしたいと思います。
2 まちの隠れた魅力を強力にPR

また、未来に残したい風景展や物産展を開催しながら、町の魅力をPRして、この魅力を十分に引き出すために必要なことは何かをみなさんと一緒に考えられたらよいと思います。
3 「しお風」の収入源を模索し、組織と拠点づくり
PR誌の作成や企画等で「しお風」の収入源を得る道を模索して、NPO法人等の組織や拠点づくりを行える方法をこの一年で模索したいと思います。
このブログは、湘南の二宮町でまちづくり情報誌の発行や地域イベント、地域ブランドづくり等を進めているまちづくり工房「しお風」が記載しています。活動はこちらをご覧ください。
2008年08月17日
Atsugi United Children
10日の青年会議所の神奈川力大賞の二次審査プレゼンに参加していた唯一の青少年グループがAtsugi United Childrenです。
厚木高校の坂木くんが代表で、高校生が自分たちで運営し、まちづくり活動をしています。暗い道を壁画で明るくしたり、あつぎ鮎まつりに出店したりしています。坂木くんとは県の政策課のにぎわいワークショップで別の班でしたが一緒に参加していた縁がありました。ぜひ、大賞をとってもらいたい。坂木くんからこんなメールをいただきました。ぜひ、きっかけづくりに協力したいと思います。



今日はお疲れ様でした。政策ワークショップでは別のグループでしたが名前を聞いてすぐにわかりました。
自分もきっかけがなければ今の自分はいません。今のメンバーだって最初から熱かったわけではありません。活動を通して変わったのです。種を持っている人はたくさんいます。だけど行動するには勇気がいります。
その第一歩を踏み出せるきっかけづくりを今後一緒にぜひ活動していきたいです。
子供と大人が手を取り合い、子供のアイディアと情熱、大人の実現できる力を活かし合える社会が来ればと思います。
厚木UCのサイトもあるのですが全然手をつけていないのでhttp://www.unitedchildren.jp/" target="_blank">こちらをご覧ください。
厚木高校の坂木くんが代表で、高校生が自分たちで運営し、まちづくり活動をしています。暗い道を壁画で明るくしたり、あつぎ鮎まつりに出店したりしています。坂木くんとは県の政策課のにぎわいワークショップで別の班でしたが一緒に参加していた縁がありました。ぜひ、大賞をとってもらいたい。坂木くんからこんなメールをいただきました。ぜひ、きっかけづくりに協力したいと思います。



今日はお疲れ様でした。政策ワークショップでは別のグループでしたが名前を聞いてすぐにわかりました。
自分もきっかけがなければ今の自分はいません。今のメンバーだって最初から熱かったわけではありません。活動を通して変わったのです。種を持っている人はたくさんいます。だけど行動するには勇気がいります。
その第一歩を踏み出せるきっかけづくりを今後一緒にぜひ活動していきたいです。
子供と大人が手を取り合い、子供のアイディアと情熱、大人の実現できる力を活かし合える社会が来ればと思います。
厚木UCのサイトもあるのですが全然手をつけていないのでhttp://www.unitedchildren.jp/" target="_blank">こちらをご覧ください。
2008年08月17日
片想い中?出会いはいろいろ
またまた御無沙汰してしまいました。相変わらずテンテコ舞いで、冬生まれの私は夏バテ気味。片想いは続き、町外の活動の方がどんどん増えています。でも、恋しているのは二宮です。町外の活動が二宮のまちづくりに生かされるようにがんばっています。半月の間にいろいろありました。
2日はワークショップ「風景から二宮の魅力発見!3日はラディアン日曜朝市の中で『大人が楽しむ七夕のしつらい』を開催。5日はかながわ子育てネットワークの市町村へのアンケートづくりに顔出し。神奈川県が地域密着型旅行商品化援事業の公募をしているのを知り、急遽その中の観光資源(素材)開発支援事業にwalkwalk青少年探検隊と地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」の活動で応募しました。
7日は世田谷区商店街連合会事務局長木村さんと下北沢一番街商店街振興組合副理事長大塚さんと会って、商店街の加入促進活動について取材をしてきました。大塚さんはコンサルの福永さんから紹介していただき、以前から資料を送っていただいたりメールのやりとりをしていましたが、想いにあふれ、とても素敵な人でした。
8日は観光立国リレーシンポジウムin神奈川に参加し、様々な支援施策があることがわかりました。でも、市町村レベルの参加は少なかったように思います。支援事業はほとんどが行政や商工会が支援対象で、ハード整備も多いですが、地域の人材に焦点が移っていて、企画力とやる気のあるところに支援されることがわかりました。国土交通省の職員の方々とも知り合いになりました。
10日は青年会議所の神奈川力大賞の二次審査プレゼンが海老名であり、梶君と参加してきました。そこで、また素晴らしい出会いがありました。11日は明治大学農学部農業経済学科の本所専任講師と学生と商店街実態調査の検討を行い、12日はwalkwalk青少年探検隊の活動で平塚市神明中学校の生徒をユースボランティで受け入れ、一色地区を橘川先生に案内していただき、地域探険を行いました。



2日はワークショップ「風景から二宮の魅力発見!3日はラディアン日曜朝市の中で『大人が楽しむ七夕のしつらい』を開催。5日はかながわ子育てネットワークの市町村へのアンケートづくりに顔出し。神奈川県が地域密着型旅行商品化援事業の公募をしているのを知り、急遽その中の観光資源(素材)開発支援事業にwalkwalk青少年探検隊と地域ブランドづくり「湘南♡風と星物語」の活動で応募しました。
7日は世田谷区商店街連合会事務局長木村さんと下北沢一番街商店街振興組合副理事長大塚さんと会って、商店街の加入促進活動について取材をしてきました。大塚さんはコンサルの福永さんから紹介していただき、以前から資料を送っていただいたりメールのやりとりをしていましたが、想いにあふれ、とても素敵な人でした。
8日は観光立国リレーシンポジウムin神奈川に参加し、様々な支援施策があることがわかりました。でも、市町村レベルの参加は少なかったように思います。支援事業はほとんどが行政や商工会が支援対象で、ハード整備も多いですが、地域の人材に焦点が移っていて、企画力とやる気のあるところに支援されることがわかりました。国土交通省の職員の方々とも知り合いになりました。
10日は青年会議所の神奈川力大賞の二次審査プレゼンが海老名であり、梶君と参加してきました。そこで、また素晴らしい出会いがありました。11日は明治大学農学部農業経済学科の本所専任講師と学生と商店街実態調査の検討を行い、12日はwalkwalk青少年探検隊の活動で平塚市神明中学校の生徒をユースボランティで受け入れ、一色地区を橘川先生に案内していただき、地域探険を行いました。




2008年02月13日
しお風ボランティア募集



◆マップ学校配布枚数区分作業
2月16日(土)10:00~11:30 しお風事務所
明日を担う子ども達に二宮町の魅力やまちづくりについて興味を持ってもらえたらと、「walk walk(ワクワク)マップ」を二宮町内の小中学校に配布しようと思い、今日教育委員会にお願いに行ったら、早速手配をしていただけました。それで、各学校の学級の人数ごとに区分けしたいと思います。
この作業を私としてくださる方をボランティア募集します。16日(土)の10:00~12:00でご都合のつく時間にしお風の事務所でお願いしたいと思います。お茶とお菓子、おにぎりは用意します。
◆「walk walk(ワクワク)地域探険」スタッフ募集
3月15日(土)吾妻山周辺地域探険、3月20日(木・祝)ワークショップ 10:00~14:00
15日は、「walk walk(ワクワク)マップ」を活用して吾妻山周辺の地域探険を行い、写真やスケッチをしながら散策します。町内外からの参加者に随行。20日は星槎学園のみかん山校舎で、ガリバーマップに情報を落とし、撮影した写真や風景を分析、二宮の魅力とそれを生かしたまちづくりを考えるワークショップを開催します。そのスタッフを募集します。助言者に都市プランナーの野口和雄さん、事例発表に「未来に残したい風景展」の講師をしていただいた真鶴町まちづくり課卜部直也さんをお招きしています。


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まちづくり工房「しお風」 神保智子
神奈川県中郡二宮町二宮1931-3
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